こんにちは!
魔羅太郎です!
今回のテーマは、アルファロメオです、
イタリアの名門にして、メルセデスと双璧をなす、
最古の現役自動車メーカーのひとつです。
戦前は、F1やヨーロッパ公道レースなどで
活躍、使用したレースカーにワンオフのボディを架装して
富裕層向けの商売をしていました。
現在のハイパーカー、スーパーカーの先駆けですね。
戦後は、敗戦国となった影響で
一転して量産乗用車メーカーとなりましたが、
OHVエンジンが主流の時代に、DOHCのヘッドを持つ
16バルブエンジンを載せたセダン、クーペを生産。
各種ハコ車レースを席巻し、かつてのF1覇者の
実力を見せつけました。
このアルミブロック直4DOHCエンジンを設計した
ジョアッキーノ・コロンボは後にフェラーリでエンジン設計を担当しました。
(フェラーリ創始者のエンツォ・フェラーリ自身が、若いころ
アルファロメオの契約ドライバーでした。)
この地味なセダンの中身が、ふつうにスポーツカーです
[caption id="attachment_47294" align="alignnone" width="358"] フロントエンジン縦置きFR,リアシート下にギアボックスを置く『トランスアクスル』にして前後重量配分を50:50に、乗員スペース(特にドライバーの足元)もFF車並みに広くなっています。さらに通常リヤタイヤホイール内にあるブレーキディスクを車体中央に寄せて、バネ下重量を軽減した『インボード・ディスク』採用。2リッターセダンにこkまでするかのメカニズム。整備性が悪く、売れませんでした、、デザインはジウジアーロ。これ、乗ってました。[/caption][caption id="attachment_47295" align="alignnone" width="315"] リアに移されたミッション、トランスアクスル。その真横にブレーキディスク、これがインボードディスク。リアサスは半独立懸架の『ド・ディオン・アクスル』、ファミリーカーのメカではないです、、[/caption][caption id="attachment_47296" align="alignnone" width="322"] これは現行GTRですが、後ろにミッションがあるトランスアクスルを採用してます。[/caption]
そんな、戦後アルファロメオの名車はたくさんありますが、
1960年代に生産された、セダンの『ジュリア・スーパー』、
クーペの『ジュリア・スプリント』系が有名ですね。
70年から80年代は『ヌォーバ・ジュリエッタ』、『75ツインスパーク』とつづき、
アルファのFRスポーツセダン・クーペの歴史はいったん、ここで
途絶えます。
90年代には、フィアットと共用プラットフォームの『155』、『156』
はFFのスポーツセダンでした。それでもDTMなどのレースで活躍し、
アルファロメオのブランドイメージは崩れることはありませんでした。
そして、2016年に待望のFRプラットフォームで
『ジュリア』が復活、限定でGTA、GTAmも発表され、
往年のアルファファンを喜ばせましたね、買えた人は
ほんとに羨ましい、、
ここから、アルファロメオが本格的に復活、
ジュリエッタもFRでBMWのM2みたいな、小型FRが
出るのかなと思いきや、SUVになっちゃいました、
時代の趨勢とはいえ、なんか寂しい限りです、、
今回のコンセプトは、ジュリアの後継FRセダンです。
アルファのセダンは癖があってナンボ
[caption id="attachment_47293" align="alignnone" width="459"] アルファのセダンは癖があってなんぼ。フロントの角張がカッコいいと思いますが、いかがでしょう?[/caption]
往年の角ばったセダンの特徴を取り入れてみました、
いかがでしょうか、?