
素敵な一年になる事を願っております✨
2025.10/10(金)
『人は鏡』
『まずは与える側になること』
これは私がいつも意識していることです。
恐縮ながら私はよく
「お客様のことを大切にしている」とお客様やスタッフの方から評価されることが多くて。
まだまだ未熟な部分はたくさんあるけれど、それでもこの評価は誇りに思っている部分です。
そんな私ですが、実は私にも「変わるキッカケ」があったのです。
それはすごーーく昔のお話…
私がこのお仕事を始めたばかりの時の出来事。
当時デ◯ヘル嬢だった私の毎日は、今からは想像もできないくらい辛い日々でした。
お客様のことが怖かった。
「嫌がることをしてくる」
「できないことばかり交渉してくる」
日々の出勤で積み重なっていくトラウマとそれゆえに植え付けられた先入観で、呼ばれたホテルのインターホンに指を重ねながら唇を噛み締める毎日。
そんなある日、確か初めての12時間出勤だった日のラスト枠。
いつもの仲良し様が、いつもよりも長い時間を取って、とても綺麗なホテルに呼んでくださって。
「〇〇ちゃんがこんなに長い時間出勤するのは初めてだからきっと疲れてると思って。」
と言って、休ませてくれようとしたのです。
「お腹空いてるでしょ?好きなもの頼んでいいよ。」
「マッサージも呼んでるからね。」
「今日は家までタクシーで帰りな。これくらいあれば足りる?」
素直に
「きゃー!嬉しい!ありがとう!!💓」
などと言えば可愛いものを、当時若干人間不信気味だった全然可愛くない私は
「なにか裏があるに違いない、そんなこと言って後で店にクレームを入れるのでは!?」
と必死にサービスを始めようとするのですが、お客様は大笑いしながら「いいからいいから」となだめるだけで。
お腹いっぱいになって、マッサージを受けて、温泉に浸かって、なぜか私より先に寝落ちをしたお客様を部屋の隅で体育座りで見つめていたら突然フッと肩の力が抜けて
「今度は私が、この人が喜ぶことをしてあげたい」
と思考に大きな変化が生まれたのを覚えています。
優しさは、受け取ったら返したくなるものだということをその時初めて知ったのです。
そうか、それなら
『まずは私が愛を持って接しよう』!
そう決意してからは長かった接客時間があっという間になりました。
相手のことを知ろうと思ったら時間はいくらあっても足りないことに気がついたのです。
ご新規様の接客前に感じていた「怖い」という感情も不思議なくらい消えて、むしろワクワクするようになりました。
「お客様」という一括りではなく、1人1人の人間として見ることができるようになったのだと思います。
今でも変わるきっかけをくださったそのお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして今度は私も『誰かの変わるキッカケになれたら』と思うのです☺️🌸
※Xから引用