今回ご紹介したい日本酒は 産土(読み:うぶすな) です。以下、ざっくりとその魅力・背景・楽しみ方をお伝えします。
NET購入だと少しお高いですが名古屋住まいの方なら東区の酒屋さん吉田屋さんで2000円ぐらいで購入可能でした。
すこし邪道ですが微炭酸なのでギンギンの氷でロックで頂いても美味しくいただけます。
🔍 基本情報・背景
醸造元は 花の香酒造(熊本県玉名郡和水町)です。
花の香酒造株式会社(公式サイト)
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銘柄名「産土(うぶすな)」は、「生まれた土地/土着の土地の神々」を意味する古語に由来し、土地・風土への敬意とその表現がテーマになっています。
花の香酒造株式会社(公式サイト)
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酒造りにおいて「土着性」「生産地との関係」「その土地ならではの米・水・酵母・微生物」という観点を重視しており、「ここにしかない酒」を目指して造られています。
SAKETIMES | 日本酒をもっと知りたくなるWEBメディア
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🍶 味わい・特徴
原料米に熊本県和水町・菊池川流域産の「山田錦」などを使い、地元米の魅力を活かす設計になっています。
花の香酒造株式会社(公式サイト)
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アルコール度数が13%前後という規格のものもあり、比較的「軽やか」「飲みやすい」部類に入るタイプです。
オンテーブル
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「生酛造り」「微発泡ガス感」「果実香(メロン・マスカット・梨)」「ミネラル感・爽やかさ」がキーワードとして挙げられています。
note(ノート)
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造りのスタイルに応じて「○農醸」という独自の指標(農と醸の融合を示す)を使っており、どれだけ“農+醸”にこだわっているかを示しています。
Sake Café Journal
✅ こんな人・シーンにおすすめ
「日本酒初心者だけど、フルーティーで飲みやすい酒がいい」という方:軽めな度数+果実香+爽やかさがあるため入りやすいです。
「食事と合わせて楽しみたい」「ちょっと特別な晩酌に」というシーンにも適しています。特に軽く冷やしてグラスで香り・味わいを味わうスタイルが合います。
地域性・蔵元の哲学にも興味がある方には、単なる酒としてではなく「この土地から生まれた酒」というストーリーも楽しめる一本です。
📝 注意点・購入時のポイント
数量限定・特約店限定流通のタイプもあるため、入手が難しいケースがあります。
造り(生酒/火入れ)、農醸レベル、原料米の違いなどで味わいに違いが出るため、「同じ銘柄でもバージョン違い」をチェックするのがおすすめ。
温め(燗)よりも 冷やして香りを楽しむスタイルの方が、産土ならではの風味が活きることが多いです。軽快な味わいを生かしましょう。



