へいへい、今日も元気に暖簾を上げております、
腰痛だけは現役バリバリ、昭和の残党・亀之助でござんす。
さてな、昨日また珍騒動が起きたんで記録しとくわ。
犯人は――
うちの激かわ新人〇〇ちゃん。
あの子はな、もう反則級に顔が整ってるんよ。
控室で話すたびにワシですらちょい照れるレベル。
でな、そんな〇〇ちゃんを初めて指名したお客さんがいたんだけど、
部屋に入った瞬間に “固まった”。
固まったまま無言10秒。
ようやく口を開いたと思ったら…
客「……店長…いる…?」
ワシ「どうしました?」
客「俺、なんか…震えてきました……」
いや、恋の病かい。
そのお客、手を見たらブルブル震えてんのよ。
まるで冬の川で釣りしてる親父の震え。
ワシ「あんた寒いの?」
客「いや…違うんですよ…可愛すぎて……
俺、発熱してるかもしれません……」
恋で熱出すタイプの古風な男現る。
そしたら次の瞬間よ。
そのお客、バッグからスッ…と 体温計 出してきて、
そのまま脇にブスッ!
ワシ「なんで持ち歩いてんの!?」
客「いや…なんとなく…」
〇〇ちゃん「だ、大丈夫ですかぁ!?」
スタッフ「初めて見た…恋のPCR…」
控室、完全に事件現場。
そして測り終わった後、
客がポツリと一言。
「やっぱり…高めでした……」
高めってなんだよ。
可愛さで体温上がるんじゃねぇ。
ワシは言ったね。
「それは熱じゃねぇ。恋の沸騰だ。」
そしたら客が真顔で…
「また…測りに来ます。」
いやもうそれ完全に リピ確 の宣言。
そんなわけで、昨日の事件は
“可愛すぎて震える → 体温計で自己診断する男” の巻でございました。
今日も可愛い子揃えて暖簾出しとるで。
次は誰が熱出すんだろうなぁ…。


