店長ブログ

​性戦 第33話 ~とある決意~  性戦 第34話 ~HEUREKA~

お店のつぶやき 2024/03/26 09:57
性戦 第33話 ~とある決意~


彼女は俺を弄んだ。
いや、俺自身と呼ぶべきか?
否か?
理性とは裏腹に蠢く俺自身のケモノ。

生の用心棒、生用心棒。まだ長い。
略してNY。
NYを尻で、時にはしゃがみこんで胸で。
そして手で。
手は休まる事無く必ずどこかに触れる。

ミスタービーンを。
背中を。
太ももを。
腕を。
そして巡り巡ってミスタービーンを。
多くの場合はミスタービーンを。
そして別の多くの場合はヒップ、すなわち尻でNYを弄ぶ。

だが、永遠を感じる事は出来ない。
りょうは飽きたように、突然動きを止める。

吐息の漏れる声で俺に言った。
『こっち…』
りょうは俺の手を掴むとバスルームへと向かった。

バスルームには入らず、脱衣所辺りで立ち止まるりょう。
そして俺の後ろへと回り込むんで弄ぶ。
弄ぶ。
弄び。
そしてまた弄ぶ。

だが、それだけならまだ良かった。
でも、知らなかった。
知らなかったんだ。
洗面所にあんな大きな鏡があるなんて。

いや、知っていたよ。
確かに知っていた。
だが、忘れていた。
忘れていたよ。
経験が教えてくれない時もある。

その鏡は俺に屈辱を与える為だけに存在している。
そして同時に彼女の味方だ。
『どう、見えてるよ。恥ずかしいね?』

大きな鏡に映る小さな俺のNY。
まざまざと見せ付けられる。

惨い。
惨過ぎる。
惨たらしいその光景に俺は思わず目を背ける。
が、俺のNYは反応をしてしまっている。

しかし急にりょうが俺との位置を変えた。
何故かは分からないが願いが通じたのか?
優しさ?
複雑プログラミングされたマシーンのように俺を弄ぶ彼女にまだ人間的な心が残っていたのか?

だが、今更そんな事はどうでも良かった。
いつの間にか置かれていた洗面台の上の容器。
見覚えがある。
お好み焼き屋で何かが入っていたような見覚えのある容器。
オレンジの突起部分から何かが出てくる、胴体部分が半透明の何かしらの容器。
中にはいてリるのは…
ローション?

背に当たる気配でふと気づけば蛇口からお湯まで出ていたようだ。
湯気が立ち上っている。
ただ、薄い湯気では鏡から俺の姿を消してはくれない。
むしろ鏡の周りだけが曇り余計に卑猥で屈辱的になっている。
恐らくはりょうの計算、全ては手の内なんだろう。

俺の目を盗んでこの程度の仕事、彼女には目を瞑っても出来る造作もない事に違いない。
だが実際のところ、目を瞑っていたのはほとんど俺だ。
りょうは俺を洗面台に押し付ける。
この時の俺に抵抗する力はほとんど残っていなかった。

陶器で出来た無機質な洗面台の白い冷たさが俺を冷静にさせる。
俺はりょうと洗面台の間に囚われる。
囚人でもこの刑罰は御免こうむるだろう。

“プシュッ”
聞き覚えのある音が耳に入る。

―マヨネーズだ!そうだマヨネーズを出す時に空気が入っていてそれが出た時の音だ!―
経験が告げる。

どうやらりょうは、ローションと言う名の毒薬をとうとう俺に使うらしい。
俺は心の中で決意した。
すでに生用心棒はぬるぬるだ。
今さらどうと言う事はない。
受けて立つ。


To Be Continued・・・


性戦 第34話 ~HEUREKA~


りょうは手に取ったローションを、何やらタッパーウェアのような容器の中でお湯と混ぜ始めた。
ローションの滑らかさが彼女の指で疾走する。
生き物のようにネバネバと、持ち上げた手から落ちる。

その刹那だった!
『はうぅううううううう』
何が起こったのか一瞬分からず悲鳴にも似た声を俺は上げた。

事もあろうに、りょうは俺のNYへローションを垂らしていたのだ。
そして高速で動かされるNYに触れた指先。
NYの胴体から頭へ、そしてまた胴体へ。
そして舌は全身を舐めまわしている。
ただ決してNYから手は離れずに頭、胴体、頭、頭、頭、胴体。
赤上げて白上げて赤上げないで白上げて、だ。

りょうが問う。
『どう、気持ちいい?』
胴体、頭、頭、頭、頭頂部、そして頭。
また赤上げて白上げて赤上げないで白上げない、だ。

『気持ちいいですっ!気持ちいいですぅううううう!』
責めはすでに生用心棒つまりNYだけでなく全身、つまりはゴールデンボール達にも広がりを見せ始めている。
このままここで俺は殺られるのか?
生きたまま死、果てるのか?
いや、イキ果てるのか?

りょうの責めが最高潮かと思われた時、またも指は舌は動きを止める。
そして出会った頃のあの無邪気な笑顔を急に見せる。
『じゃあ、シャワー浴びよっか?』
俺の幻想はいとも容易く打ち砕かれることになった。

―えぇぇえーーーー!!―

―ちょっと待って下さいよ!ちょっと待って下さいよ!―

―これで終わりですか?こんだけで終わりですか?―

そんな言葉たちを頭の中でリズイカルにリフレインしている間にりょうはTバックをスルリと脱ぎシャワールームに入っていく。
今思えばりょうのその時に観察出来たであろう大事な部分なんぞ一ミリも覚えちゃいなかった。
と、言うよりも覚える余裕など無かった。

そしてシャワールームでりょうは武器をローションからボディーソープへと持ち替えた。
まさしく言葉通り持ち替えただけ。
俺への拷問は内容は変わらずに続く事になった。

驚いた事に、いつの間にか浴槽には湯が張られている。
ボディーソープで俺の体をNYを念入りに弄び洗いながら、同時に彼女自身を洗い上げる。

シャワーで泡を洗い流すのも早々に、黒く濁った液体を俺に差し出す。
まさか?
毒かぁ!

いや待てよ。
ここまでの動き、この一対一の決闘、タイマンで彼女がそんな卑怯な事をするのだろうか?
もしかするとこの液体を飲んで一息入れろという意味なのだろうか?
コーヒーか?
しかしブラックは飲めないぞ?

一息どころかひとおもいに殺さるんのでは無いかとの疑念。
そんな無念。
頭を懸念がよぎる。
それは全然、消し去る事は出来ん。
韻を踏んでみた。

プラスティック、いやメラミン食器か?
とにかくだ、そっち系のコップに入った液体はまさしくコーヒーのそれと一緒でドス黒い。
俺は毒を食らわば皿までとばかりにそのコップを受け取る。

え~いままよ!!と口元にコップを近づける。
この匂い。
この薬品臭。
遠いあの日を思い出す。

――大学生のあの頃……
いや大学にはそもそも行っていない。

――高校生のあの頃……
そもそも高校も中退だ。

――もっと前、年端も行かないガキの頃だ。
おふくろが冬場になると作っていたあのうがい薬

―そうか!これはイソジンだ!―
経験が告げた。
ようやく経験が告げた。

俺はそのコップに入ったイソジンを口へと運び口内に含んでうがいをした。
プロフェッショナルにはプロフェッショナルの流儀が、ルールがある。
それだけは犯しちゃいけない領域だ。
いやテリトリーだ。
言い方的にはそちらの方が格好良い。
経験はそう言っている。

この後で接吻を、口づけを、キッスをするのかも知れない。
かも知れないもんな!

そう考えただけで口の中のイソジンは鳴門の渦潮に負けない程の回転をさせている。
一通りうがいや口の濯ぎを終えた俺は、空になったコップをりょうに渡した。
りょうはすぐさまもう一杯のうがい液を作ると、今度はその液体を自分も含んだ。

―やはり彼女がプロフェッショナルであると言う事実は動じない―
彼女は俺と同じように一通りのルーチンを終えると浴槽へと浸かった。

もちろん俺の手を引くのは忘れない。
二人が同時に浴槽へ浸かるとなみなみと入ったお湯が浴槽から一気にあふれ出た。


そう言えば…
昔、アルキメデスは王に黄金で作られた王冠が真に黄金だけで作られたかどうかを確かめろと命じたらしい。
アルキメデスは考えた。
もちろん冠を溶かしたりすれば簡単に分かることだが、素晴らしい細工の施された王冠を壊す訳にはいかない。
アルキメデスは考え疲れ果てた。
そして疲れを取ろうと湯に浸かった。
自分が入る事によって溢れ出す湯を見て、王冠が純金であるかどうかを調べる方法を発見した。
嬉しさのあまり、浴槽から飛び出して外に出てこう叫んだそうだ。

HEUREKA!!

訳そう。
『ヘウレーカ!ヘウレーカ!』と叫んだそうだ。
ヘウレーカとは昔のギリシャ語で、[見つけた]や[発見した]と言う意味らしい。
さらにその言葉からタイトルを取った、ユーリカ~事件です!カーター保安官~と言う海外ドラマがあった。
面白いドラマだった。
だが、今この内容とストーリーとは何の関係もない。

余談だ。
余談がが過ぎた。
はっきり言おう、余談が長すぎたのだ。

風呂場での出来事は割愛してしまおう。
俺はその後、風呂場でりょうにNYを数秒だけぺろんちょされ、数秒だけぱっくんちょされた。
合わせても十数秒。
ぺろんちょとぱっくんちょ。
良い大人の皆ならこれが何かは分かるよな?

思い返せば、後にも先にもりょうにNYをペロパクされたのその十数秒だけだった。
もしかすると結局それが俺とりょうの関係を示していたのかも知れない。

俺とりょうはシャワールームを出るとベッドへと移動した。


To Be Continued・・・

 
 SNS応募方法

素人妻御奉仕倶楽部 Hip’s松戸店様のSNSID

hipsma

SNS IDをコピーする

ヒップスガールズ求人センター

SNSサービスから上のIDにお問い合わせください。
「ガールズヘブンを見ました」とお伝えすると対応がスムーズになります。

お電話・メールから応募する場合

採用担当:  採用担当 アキa.k.a. 松戸のBTS   受付時間: 10:00~21:00

閉じる

SNSで応募する