
テーブルに運ばれてきたのは、立派な鮑。
網の上にのせられ、
じゅわっと音を立てながら焼きあがっていく様子は、
まるで生きたまま踊るようで、
目にも耳にも楽しませてくれます。
火にかけられると、鮑の身がふっくらと膨らみ、
磯の香りが広がってきます。
その香ばしさに思わず箸が待ちきれなくなる瞬間。
焼きあがった鮑をひと口。
プリッとした弾力、噛むほどに広がる濃厚な旨味。
海そのものを閉じ込めたような味わいに、
思わず「これぞ贅沢」と声が漏れました。
レモンを軽く絞ってさっぱりといただくのもまた絶品。
横に添えられたドリンクとの相性も抜群で、
幸せなひとときを楽しめました。
鮮度抜群だからこそ味わえる、この贅沢な一皿。