今日は国際オゾン層保護デーと呼ばれている日でして、
『オゾン層を破壊するおそれがある物質を指定し、これらの物質の製造、消費および貿易を規制することを目的とする(※出典:wikipedia)』
という「モントリオール議定書」が採択されたこと、これを記念して定められたそうです。
オゾン層が破壊されたらいったいどうなるのか、知らない人はおられますか?オゾン層とは地表から10~50kmのところにある層で、紫外線を吸収する役目を持っています。これが冷却・クーラーなどに使用する「フロンガス」などにより、穴、いわゆる『オゾンホール』を開けてしまうんですね。
当然、地表へ降り注ぐ太陽からの紫外線が多くなり、人体への影響が大きくなってしまうのです。クーラーを作った時には誰も知らなかったことで、このままではマズイ、ということで世界規模で規制されました。
オゾンを破壊する恐れのある15種類のフロンは廃止となり、別のフロンが使用されましたが、こいつも温室効果ガスとして問題になり、また別のフロンが使用されています。そして家電リサイクル法により、手順を踏んでからクーラーは破壊せねばならなくなり、結局「使用」も「回収」も非常にややこしいことになってしまいました。
オゾン層の問題だけではなく、やり始めた時には想像も出来なかった事態が発生し、挫折しそうになることはよくあることです。しかし、そういう壁が現れるからこそ、より良いものを生み出したり進化させたり出来ることもまた事実です。
もちろんその過程は大変で犠牲を払うことになるのですが、挫折するくらいなら次への挑戦へ向かってみましょう。何かが起こるはずです。
さて9月後半戦スタートです。いよいよ昼間も涼しい季節になってまいります。みんなで頑張っていきましょう。