早めに聞いておく
お客様に親近感を持ってもらうために、そして、自分は顧客であると感じてもらうために、もっとも手っ取り早いのは、名前で呼ぶことです。『お客様』ではなくて、『〇〇様』と、お名前で呼んで差し上げることですね。これができる関係になると、お客様と販売員の距離感はグッと縮まり、関係が深くなってきます。
このことは、どんな販売員でもよくわかっていることですが、なぜか、お名前を聞くことをためらってしまうのか、なかなかお客様の名前を聞けない方がいます。これは本当にもったいないことです。どうせ接客をするのであれば、さっさとお客様にはお名前を教えてもらえばいいのですが、これができる人があまり多くないのですね。
こうやってお伝えすると、名前を聞くのが苦手な方は、かなりの確率で、いきなりお名前を聞こうとしてしまいます。「お客様のお名前を教えてもらえますか?」と、名前を聞こうとしてしまうわけです。