1879年のこの日、滝廉太郎が誕生しました。荒城の月でも有名ですが、小さめの丸メガネをかけている人はみんな滝廉太郎と呼ばれていた頃が懐かしいです。
この荒城の月の歌詞の意味はご存知でしょうか。1番から4番まであるのですが、ざっと言いますと
「春にはこのお城の中で花見をしていただろうがそんな面影はもうない。秋には戦いに備えた張り詰めた武士たち、それらを照らしていた光はもう無い。今も月は照らしているが城跡には気配は無く風の音だけ。自然は不変だが、人の世は栄枯盛衰。その儚さのように月が照らし続けている」
ざっと端折りまくっていますが、1番から4番までの歌詞はこんな感じです。何だか寂しい気持ちになってしまいますね。子どもの頃には気付かなかった意味が、今では嫌になるほど心に沁みてきますね。
心に沁みるという事は人間として成長しているという事でしょう。喜びも怒りも哀しみも楽しさも味わえるからこそ人生です。10年先にはもっと心に沁みてくるのでしょう。
我々は喜怒哀楽を知り、成長していく過程にあります。仕事を通してたくさんの事を学びます。死ぬ時にも「まだまだ勉強中です」と言えるほど謙虚に学び、上を目指していきましょう。