
―風俗で働くということ
私の友人は風俗で働いたことはないけれど、私の仕事を知っていて、理解してくれていた子が何人かいます。
その友人の一人が「私にはどんなにお金をたくさんもらっても、できる仕事じゃない」とはっきり言いました。
全くその通りだと思いました。
いくら風俗のお仕事をしている女性が多くなったとは言え、大半の女性は「風俗で働こう」と考えることもありません。
風俗の仕事なんて考えもつかずに、日々節約をしたり、今のお給料でどうやって生活していくかを必死に考えるのです。
このお仕事をしている女の子にはたくさんの事情とたくさんの理由があります。
そして、私のような裏方スタッフにもいろいろある人間が多いです。
私のことをほんの少しだけお話すれば、父や母が今どこで何をしているのか知りません。
「それが風俗で働いている理由なの?」と思う人もいるかもしれませんが、もしかしたら、このブログを読んでいる女の子には共感してもらえるかもしれませんね
何も考えないように、いろんなことを後回しにして、二十代のほとんどを過ごした私が、この業界の女の子にアドバイスするなら、これだけは知っておいてほしいということが3つあります
―あなたに知っていてほしい3つのコト
まず、第一にあなたは確実に老いるということです。
この業界には、50代でも60代でも現役の女性が存在します
だけど、20代のときより稼げるかというと、それは違いますし、何より、体力が落ちるから、若い時のようには働けません。
そして、男性は基本的に若い女性が好き、という現実を受け入れないといけません
第二に、これは私からのお願いですが、いろんな事情やいろんな理由で働いている女の子の受け皿でもある風俗という仕事場所を奪わないでください。
他の女の子やお店の人なんて知らない。
どうでもいい、自分だけ良ければいいと思っている女の子もいるでしょう。
ただ、そんな考え方が結果的にあなたにとってどう影響するかをお話ししますね
例えば、あなたをすごく前から指名して楽しみにしていたお客様がいたのに、あなたが当日お休みしたとします。
そうすると、そのお客様は悲しいし、頭にくるし、もう二度とあなたを指名しない、そして、もう二度とこのお店に来ない可能性があるのです。
もちろん、また指名してくれるかもしれませんし、別の女の子と遊んでくれるお客様もいるでしょう。
しかし、そうでない場合もたくさんあると覚えておいてください。
このお仕事は個人プレーではありますが、お店に所属している以上、あなたが休んだり、飛んだ影響は他の人間に少なからずあるのです。
もちろん、あなたにもです。
そして、そもそもお客様の数も無限ではありません。
あなたが会わなかったお客様は、その日会っていたらその後何度も会えたかもしれないのに、もう二度と会えないお客様になってしまったかもしれないのです。
風俗で働いている女の子が増えている中、お客様の数は確実に減っています
その中で、あなたがこのお仕事をしている間ずっと稼ぐためには、一日一日、そして一人一人のお客様の存在がいかに大切かを知ってください。
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