
―性病がこわくて働けないというあなたへ
風俗は、性病がこわいから。
というあなた。
この問題がクリアできれば、働けるのにな、と考えてるあなた。
経験者の私が自らの経験を持ってお伝えしたいことがあります。
私自身、風俗のお仕事をはじめるにあたり、そこが一番のネックでした。
性病
名前だけで恐ろしく、嫌なイメージの言葉ですよね。
性病という存在があるから、このお仕事は過剰な偏見を持たれやすいと思うほどです。
私の世代は、深キョンと金城武が主演の『神様、もう少しだけ』という社会現象を起こしたドラマの影響で、性病を特にとんでもなく恐ろしく感じている世代です(年齢がバレるな)
このドラマを知らない女の子も多いと思うので、ざっくりあらすじを教えましょう。
深キョン演じる女子高生がたった一度の援助交際によって、HIVに感染し、相思相愛の大切な人(=金城武)がいるのに、物語の最後で死んでしまう……。
そういう内容です。
本当はもっと紆余曲折あるし、それだけの話ではないのですが、あまりにショッキングなストーリーに、「一度でもセッ〇スしたら、HIVに感染して、すぐに死んでしまう」そう強く脳裏に刻み込まれた日本人は多いはずです。
事実、私も大きなトラウマになりました。
性病=HIV=もう二度と普通の生活に戻れない=死
この計算式みたいなものが出来上がってしまったわけですから、このドラマの影響はほんとうに計り知れないです
このドラマを知らない女の子も、親や兄弟、まわりの年上の人たちはその影響を受けていますから、知らない間に洗脳された部分もあるはずです。
最近では、『ボヘミアン・ラプソディ』のヒットにより、すっかり忘れていたけど、もう一度この病気と向き合うことになった人も多いでしょう。
才能あふれるフレディ・マーキュリーはこの病気によって、亡くなったわけですからね。
安心してください!
この病気に限って言えば、現代の医学では、死ぬことはありません。
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