
―あなたは、いわばメニューに並ぶ魅力的な一品です
一人の女の子を何年も延々とリピートするお客さんも確かに存在しますが、多くのお客さんはたいてい他の女の子や他のお店で遊んでいます
『色恋営業とは何かを改めて考える』で風俗をレストランに例えたことがありましたが、あなたはいわばそこのレストランの一品
メニューには、魅力的なメイン料理が並びます。
お客さんは悩みます。
今日は、何にしよう。
白身魚のポワレもいいけれど、フィレ肉のステーキも捨てがたい。
でも、伊勢海老のソテーもあるぞ
よく見れば、鮑のバター醤油焼きだってあるじゃないか
お客様はお金を払って、好きなものを決めれるのだから、いろんなものが食べたいのは当たり前のこと。
私は冒険したくないので、大好きなラーメン屋に行っても、そこの定番をひたすら食べ続けますが、新商品や期間限定という言葉に弱い女の子だって、いますよね
私は、最後にいたお店では在籍がすごく長くなったので、こう思っていました。
「私は、お袋の味になろう」と。
(。´・ω・)ん?
―お袋の味
散々食べ尽くしたものに飽きるのは仕方ないこと。
でも、どんなに魅力的で高級なものが目の前に並んだって、なんだか食べたくなる普通のものって、ありますよね
私の場合は、亡くなったおばあちゃんが昔作ってくれたお雑煮やかき揚げです。
食材なんてたいしたことない、そこら辺のスーパーで手に入るものだし、おばあちゃんがすごく料理上手だったかと言うと、そういうわけでもありません。
でも、なぜだか突然すごーく食べたくなるんです。
なんなら、新鮮な伊勢海老や高級なステーキなんかよりもね
あなたも、どんなに新人が増えようと、まわりにすごい女の子が現れようと、お客さんに「また遊びたいな」って思ってもらえる存在になれれば、何にも問題ないことなのです。
―誰にでも需要はある
お客さんは、必ずいつかまた回ってきます。
そして、新人が目的で、あなたのお店に初めて来たお客さんも、今度はあなたを選ぶ可能性だってあるのです。
そう考えれば、新人がたくさん入ってくることって、何にも恐れる必要がない、むしろ、良いことだと思いませんか
人気がすごくある女の子と、そうでない女の子は、どこのお店にも生まれてしまいます。
だけど、一度も誰にも指名されたことがないっていう女の子はどこにもいないと思います。
あなたがお客さんに選び続けてもらえるために、ふとサイトを見た男性の目に留まるようにするために、できることは何でしょう
ぜひ、ご自分でも考えてみてください
ふて子