
―完売御礼って、素敵な響き
「今日は完売御礼ありがとうございます」
出勤前にそんな風に日記を書けるようになったり、「完売御礼」と出勤予定に載せてもらえたり、「ご予約必須
完売嬢」とプロフィールに書かれるようになりたいと、このお仕事をしている女の子なら誰でも一度は憧れるのではないでしょうか
ふて子もそうなることが途中からは夢になりましたし、そうなれたあとも、同じお店の女の子たちにうらやましがられたりしていたので、よくわかります。
人気になる、ランカーになる、それを目標としている女の子、そういったことがプライドとなって頑張れる女の子もいますし、そもそも予約完売となれば、「今日お茶ひくかも」なんて不安からも解放されますし、そういった宣伝文句でさらに新規のお客様の獲得に繋がりますから、いいこと尽くしだと思います
ふて子は、ご予約完売になれば「誰がお客様で来るか」ということを事前にすべて知ることができるので、それが安心となって、気持ちを楽にして働けていました
待機が長くなって、「いきなり誰から予約が入るかわからない」「P指なの?本指なの?それとも、フリー!?」というのは、女の子にとってはなかなかのストレスですよね
でも、今回のコラムでは、「完売嬢」をそこまで目指さず、プレッシャーに感じないでほしいので、ちょっと違った見方でお伝えしようと思います。
(ご予約完売嬢になりたい女の子は、他のコラムを読んでね)
―「完売」って、ほんとうに「完売」なんですか?
ということです
お店によって、ルールがありますし、宣伝方法はさまざまですので、そればっかりは店によるとしか言えませんが、私から言わせると、何をもって完売としているのか怪しい、ということです。
※もちろん、本当に全枠ぎゅうぎゅうのつめつめで完売している女の子もいます。
すごーく厳しくて、とにかく働け!という店だと、予約を入れられるだけ入れるというお店もあると思いますが(私も過去にそういうとこで働いたことがあります)、最近は女の子の意向を聞いてくれるところがほとんどだと思います。
一日〇本止めなどの本数制限や「〇万円以上稼いだら止めて」という女の子の要望、出勤時間の短縮、インターバルの個人差など、女の子によって全然違うのが最近の風俗です。
そうなると、誰がどれだけ予約を取っているかってホントのところ謎じゃないですか
お店も女の子の個人情報みたいなことだから、ランキングを発表しているところ以外は、その女の子がどれだけ指名をとっているかって特別教えてくれないと思います。
(お礼日記をしっかり書いている女の子なら数えればわかりますが。店によっては、それすら怪しい子もいたりするよね)
「ご予約完売」だから「すごい」のかは、その女の子本人とお店の人にしか実はわかりません。
私が過去に見てきた「ご予約完売嬢」は案外本数をついていない場合がほとんどです。
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