
―この業界、完売じゃなくても、稼げてた方が勝ち組
キャバクラでもいろんな媒体に出ているからといって、その女の子がナンバーワンでないことは実はよくあります。
私はキャバ嬢のときに名刺すらも顔出しをしていませんでしたが、お店の女の子で雑誌に出たり、ホームページの看板になっている子よりも指名の本数も売り上げも上でした。
つまり、実際のところはわからない、ということです
確かに、「ご予約完売」と書いてあれば、それでさらに予約が入るかもしれませんので、宣伝方法としては功を奏している場合もあります
ただ、私としては、この仕事って、「たくさん稼いでる方が勝ち」だと思うのです
たくさん出勤して、出勤時間が長くて、たくさんお客様につける女の子なら、この時代まず「ご予約完売」は無理です。
当然です。
稼げているなら、それでいいじゃないですか
自信を持ちましょう
―他人に惑わされないで
現代人は、TwitterやInstagramやFacebookのせいで、いろんな情報に翻弄されているなと常日頃感じることがあります
2ちゃんねる創設者のひろゆき氏は「嘘を嘘だと見抜けない人にインターネットは難しい」と言いました。
「お金持ちをアピール」している人が果たして本当にお金持ちかどうかはわからないのですよ
(世沢翼さんをご存じですか?知らない女の子は、漫画『闇金ウシジマくん』の単行本30~32巻のフリーエージェントくん編を読んでみてください。私がこのコラムで書いているようなことが漫画になっています)
みなさんも他人に惑わされないことが大切です。
自分の目標に向かって、自分のために頑張ってください。
人と比べず、比べるのなら常に自分の目標と比べてください。
そうした上で、稼ぎたいのに稼げていない女の子がいるならば、宣伝方法や自己アピールの仕方を変える必要があります
自分でインターネットを使って自分の人気を演出してアピールすることよりも、私は、お店の人にやる気をアピールした上で今後を相談する方が、結果的に何万倍も良いと思いますよ。
(そういうときに適当な対応をするお店はよくない店です)
最近は、Twitterをしている風俗嬢が増えましたね。
この時代、一つの集客方法として、とてもいいことだとは思います
でも、あなたの負担になってはいけません。
結局、ストレスになって止めることになるのなら、最初からやらない方がマシですよ
昔ながらの正攻法(お店からの宣伝)でいきませんか
そして、ご予約完売を目指すなら、当日欠勤・遅刻をしないで、コツコツ真面目に働く、これが何より一番大切ですよ
ふて子