不二子chan岐阜店

―人気嬢になりたい

今日は、指名を獲得するには何が大切かをお話しします。

それは、ズバリお客様に「自分は大切にされている」と感じさせること。

このお仕事では「その日稼げればそれでいい」と思って、本指名の重要さを理解していない女の子がいます。
そして、「イかせればそれでいいんでしょ」そう思っている女の子がいます。

忙しいお店で、フリーがたくさん来て、毎日思った以上に稼げるならそれでもいいかもしれません。
でも、間違いなくそれではいつか暇になります

今はネットでもすぐ噂が広まります。

口コミサイトもたくさんあります。

マナー違反で出禁になった人が嫌がらせで書いたり、あなたの熱狂的なファンがオキニ隠し（他のお客様に独占されないように悪い評判を書き立てること）をしたりすることもありますが、それだけの理由なら、あなたが本指名を掴んでいさえすれば、そこまでの影響はないはずです。

私は今までたくさんの人気嬢が暇嬢になるのをこの目で見てきました

パネル写りが最高で、プロフィールも魅力的でとにかく電話が鳴るのに、本指名を掴むことが全くできず（努力して掴もうともしない）、気付いたら数年後お茶をひくような状態になってしまった元人気嬢を……。

その女の子は抜群に売れているときに、入店したばかりでまだ暇な私にはっきり言いました。

「ネットが鳴ればそれでいいの。男なんてイければそれでいいのよ」

だけど、どうでしょう。稼ぎたい気持ちは同じなのに、数年後、私とは雲泥の差。
私はほぼ毎日リピーターさんで満員御礼（辞める間際は、毎月9割は本指名様でした）。

だけど、その子は数本ネットやフリーのお客様に付くだけ……。

私と彼女の差って、何だったのでしょうか

なぜ、私はたくさんのリピーターさんを獲得するのに成功したのでしょうか？

それは、最初にお伝えした「ふて子ちゃんに大切にされている」とお客様が私の接客態度からそう感じられたからなのです

―男性が風俗に来る理由

お客様は確かに抜きに来ています。
女の子の手や口でイきたいから来ています。
それは絶対に忘れちゃダメです（私に会いに来ているからと勘違いして、おしゃべりだけで済まそうという女の子がいますが、それは言うまでもなくだめだよ！）。

でも、風俗に来るのって、それだけではないのです。

だって、イきたいなら、そもそも自分の手でやれば十分なのですから
（「自分の手がいちばん気持ちいい」「自分の手がいちばん早くイケる」ほとんどの男性が本来そういうものですよ。事実、最近は自分じゃないとイケないオナニーしすぎの男性が増えてきています）

では、なぜ風俗に行くのか
それは、男性がロマンチストだからなんです

はあ？って、思いますよね。
現実的な女性は理解できません。
現実的だからこそ、「男なんてイケればいいんでしょ」と思うわけですから。


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―私のお客さん、私以外とも遊んでる……

男性スタッフやお客さんたちから見れば、こんな内容理解不能かもしれませんが、私自身も経験しましたし、よく色んな女の子が傷付いてきているのを見てきたので、書こうと思います

私のこと「かわいいかわいい」って、めっちゃ褒めてくれて、「また来るよ」っていつも言ってくれてるのに、お前、他の女の子と遊んでるじゃないかー

これ、地味に傷付くんですよね

「ふて子ちゃんのこと、めっちゃ好きだわ」「ふて子ちゃんみたいにいい娘、他にいないよ」
そうやって、何度も遊んでくれた本指名さんたち。
はたまた「ふて子ちゃん、付き合って（結婚して）ください！」とか言っちゃう人が、他の女の子とも遊んでるんですよ

信じられませんよね
傷付きました。
許せないです。

「は？俺が誰と遊ぼうと、お金払ってるから俺の自由でしょ？」
「あんたたちも、俺以外とも（仕事とは言え）やってるじゃん」

違うんです
そういうことじゃないんだよー

―そんなことはわかっている

女の子は、責任の取れないことって、簡単には言いません。
でも、男の子って、お調子者だから、軽々しく言っちゃうんですよね。

約束できないことを。

この仕事を続ける上で、なんでもかんでも「男なんて」と見下したり、仕事だと割り切りすぎるのも良くないですが（態度に出ちゃうからね！）、ある程度、男性というものを先に理解しておかないと、振り回されて、余計にこの仕事が嫌になります。

このお仕事をしていると、極度の男嫌いになる女の子がいます。
私もそうでした。

―あなたに魅力がないわけじゃない。男とはそういうものです。

『うる星やつら』の【ラムのラブソング】っていう歌、知ってますか？
あんまりソワソワしないで～♪
から始まる有名な歌です。
世代がドンピシャじゃなくても知ってて、なんとなく歌えちゃう女の子、多いよね

この歌に男とは何かのすべてがあります

「ああ　男の人って　いくつも愛を持っているのね　ああ　あちこちにバラまいて　私を悩ませるわ」
「ああ　男の人って　何人　好きな人がほしいの　ああ　私だけ愛してよ　いつでもひとりだけを」

男とは女好きで浮気性なんです

そこを理解してあげた上で、最低だ！とは思わず、可愛いととらえることができたなら、あなたはとても気持ちが楽になって、傷付かなくなるはずです。

そして、お仕事をする上では、「私一人だけを指名して」ではなく、「みんなの中で私が一番多く指名をもらっている」を目指してください

キャバクラでも、風俗でも、プライベートでも、一人の女性だけを一途に想える男性って、残念ながらなかなかいません

プライベートでは、ぜひそういうパートナーを見つけてほしいですが、お仕事をするときは、いちいち男性の言うことを真に受けてたらいけませんよ

あなたを指名して遊んでいる男性は、たいてい他の風俗店にも行って遊んでいます。

あなたのことが好きだけど、他の女の子も好きなんです

今回はなかなかまとまりのない文章になってしまいましたが、つまりは

女の私からみて、男というのは永遠に相容れない存在ということです

みんなイライラしたら、ラムちゃんになったつもりで、あの歌を口ずさんでみてね


ふて子

―どんな下着を普段着けていますか？

みなさんは、どんな下着を着けてお仕事をしてますか

女の子の写メ日記を見ていると、「もったいない」と思うことがあるので、今日は下着の話をしようと思います

みなさん、かわいい下着を着けていますね

でも、薄い色で写メが映えていないし、おっぱいがきれいな形に盛れていないし、なんだか「その辺にいる普通の女の子」っぽい子がけっこういるんです

普通の女の子でいいんですよ。

ただし、風俗で働くからには「普通っぽいけど実はエッチな女の子」「なかなかいそうでいない女の子」「払った金額に見合う女の子」にならないといけないんです

なぜなら、お客さんたちは、「お金を払ってわざわざあなたに逢いに来てくれているから」＝普通とは違うエンターテインメント

を提供しないといけないのです

そうでなければ、せっかく遊びに来たのに楽しさ・嬉しさ半減しちゃうんです

だから、風俗に来るお客様の前では、お仕事用の下着を身に付けてください

ちなみに、わたしの最近の下着は、トリンプのスロギーか、ユニクロです。

だけど、もし、わたしが現役なら、それでお客様のもとへ向かうかと言ったら違いますよ

―イイ女になるためにイイ下着を着けよう

デリヘルは、即尺オプションなどがない限り、最初にシャワーを浴びますし、下着はすぐに脱いでしまいますし、あまりお金をかけたくない女の子が多いかと思います。

しかし、その一瞬が大切なんです

なぜなら、男性がかわいい女の子の下着姿をリアルに間近で見られる機会って、基本的に普段ありません。

だから、一瞬だとしても、すぐ脱いでしまうとしても、きれいな下着を身に付けていることは大切なのです

そして、わたしはぜったいにお客さんにわざわざブラジャーを脱がせてもらっていました。

なぜなら、ブラジャーのホックを外すことは男のロマンだからです

既婚者の方でも、シングルの方でも、しょっちゅうイイ女のブラジャーを脱がせる機会があったら、風俗には来ないんです。

そして、イイ女になるために、高級なセクシーな下着を身に付けるべきなんです

奥さんや彼女が着けているのはきっと普通のなんてことない下着だから…

―どこの下着がおすすめ？
 

風俗の女の子御用達ですので、ご存知かもしれませんが、やっぱりサルートが一番おすすめです

サルートはセクシー、かわいいデザインで、とても映えるし、おっぱいの形もきれいに盛れます

もともとは、高級ソープランドの女の子たちがよく身に付けていました

なぜなら、常に毎モデル、ガーターベルトも発売するからです。

（高級ソープランドだとガーターベルト着用必須が多いから）

価格もまだ手頃な方です。

（サルートも高いけれど、もっと高い下着はたくさんあります）

そして、何より頑丈です

（私は洗濯ネットでおしゃれ着洗いしていましたが、なんともありません※サルートは手洗い推奨してます）

男性ウケも抜群ですよ

みんなが着けているから嫌だって女の子もいるかと思いますが、みんなが好きなのにはちゃんと理由があるってことですよ

サルート以外もイイ下着はたくさんありますが、サルートくらいの価格は最低でも出さないと、映える写真はなかなか撮れないです。

高級な下着を着けると、気分が上がりますよ

イイ下着を着けて、イイ女になって、お客さんたちをもっとメロメロにさせちゃいましょ

ふて子

―あと何日……

先日見たテレビで、親に会える日はあと何日あるか計算してみると実は驚くほど少ないという特集をしていました

(平均寿命－親の年齢)×1年に親に会える回数

これであと何回親と会えるかがわかります。

テレビのコメンテーターさんの一人は50歳近いこともあって、親が高齢、さらに住んでいる場所がすごく離れているので、親に会える残り回数は16回ほどという結果になりました。

こうしてみると、衝撃的だねという話だったわけですが

あなたはあと何日この業界で働けるかを数えたことがありますか？

―あなたも計算してみよう

1年間に働く日数(月○日出勤×12ヶ月)×あと働く年数

あなたも計算してみてください。
この数字を多いと感じた方、少ないと感じた方、いると思います。

でも、どちらにせよ、その通り働けると自信を持って思えた子はどれくらいいるでしょうか

そして、このすべての日に完売できるでしょうか
自分の目標金額以上に毎出勤日必ず稼げるでしょうか
人気の女の子は今の人気をずっと維持できる自信はありますか

風邪をひいて休まないといけない日もあるかもしれません。
台風の影響で残念ながらお店自体が暇になってしまう日もあるかもしれません。

今、この計算をして、特別何も感じなかった女の子は、では、ここから稼げる金額を出してみて、使う予定のある金額を引いてみましょう。
どれくらい残りましたか

このお仕事をしている女の子は、いろんな理由や目的があると思いますが、お茶をひいてもいい、稼げなくてもいいと思っている子はいないと思います。

いつかはこのお仕事は卒業しないといけない日がやってきます

卒業という言葉は、私は好きではありませんが（私は風俗業界が好きで今もいますから）、昼間の会社と違って定年の65歳までは働けないのが現実です

私のようになるべく長い間現役でいたい、そしてその後はスタッフになりたい女の子は、それも見越して働くようにしてください。

これを機に改めて、１日１日がいかに大切かを考えてみてはいかがでしょうか


ふて子

―清楚系を目指そう

小悪魔agehaの全盛期、わたしは多くのage嬢、ギャル系の派手な女の子が多い中、歌舞伎町の有名キャバクラでナンバーワンになりました

どちらかというと地味で、顔立ちが薄い私がナンバーワンになったのは、まさしく男性のマジョリティに好かれた結果ではないかと思うのです。

仮に、私が好きなタイプの派手な女性をギャル系、さきほどのランキングの女性を清楚系とします。

（言い方が正しいかはわかりませんが、この業界では女の子の見た目を表すときによく使われる言葉です）

見た目がいかつかったり、ちょっと悪そうな男性も清楚系が好きな傾向があります。

EXILEのHIROは上戸彩、TAKAHIROは武井咲と結婚しました。

ヤンキー漫画のヒロインもいつだって清楚系ですね。

もし、マジョリティに好かれようと思ったら、見た目は清楚系を目指すのが一番手っ取り早いのです。

では、清楚系になろうと思ったら、具体的にどうすればいいのでしょうか

それは、先ほどのランキングの女性を目指して、お化粧を薄くする、髪色を暗くするということです。

ここでポイントは、お化粧が薄いというのは、男性からは薄く見えるということで、どれだけ作りこんでいても、男性に気付かれなければいいのです。

ノーメイクにする、ということではもちろんありません。

メイクは女性の魅力を引き上げるものですし、自分に自信を与える魔法です

風俗に来る男性は非日常を求めています。

しっかりメイクはしましょう

では、どうすれば薄く見えるかというと、アイメイクにポイントがあります。

アイラインで目のまわりをしっかり囲まない、アイラインを太くしない、アイシャドウの色を濃くしない、まつエクやつけまつげをしない（してもナチュラルにする）、不自然なカラコンをしない、ということです。

男性は、アイメイクが濃いと、お化粧が濃い印象を受けます。

私はベースメイクに時間をかけるので、メイクが完成するのにとても時間がかかりますが、「濃い！」と思われているギャルの友達がメイクにかける時間はわたしの３分の１以下。

お化粧が好きな女の子なら、私がいかにお化粧をしているかわかりますが、男性は私ではなく、目の周りを作りこむギャルの子を「化粧が濃すぎる」と思ってしまうのです

でも、女の子だから、自分のメイクや髪型に強いこだわりがあるだろうし、どうやったって、清楚系には向かない顔立ちだってありますよね。

そうしたら、その分野で最大限かわいい女性を目指して、マイノリティのお客様の指名を掴んで、熱狂的なファンをがしっと囲い込むことが必要になってきます。

清楚系を押し出して、多くのお客様の指名を得るか。
ギャル系を極めて、少ないお客様を掴んで手放さないようにするか。

どちらもチャンスはありますが、どちらが稼げるか、考えてみてください。
私は、結果的に、清楚系の方があなたにとってこの仕事を続けるには楽ではないかと思うのです。

年を取った時も……ね

―自分を一番美しく見せる方法を研究しよう

私は、もともと転職が多く、ヘアメイクのスクールに一年、テレビドラマなどで活躍するヘアメイクさんのアシスタントを半年、デパートの化粧品売り場で国内ブランドの美容部員を一年弱勤めた経験があります。

髪の毛をいじるのは苦手ですが、普段からお友達にアドバイスを求められて、メイクを教えることもあるので、メイクには普通の女の子より自信があります。

でも、私自身、似合う色、似合うメイクを友人から教えてもらう方が自分のためになると感じることがあります

毎日、自分がお化粧している顔、お洋服を着てコーディネイトを確認する姿は、鏡に映る反転したものであって、人が見ている真実の姿ではないからです。

女性芸能人がみんなの憧れる姿でいられるのは、プロデュースしてくれる人がいるからです。

似合う髪色、似合うメイク、似合う服、身のこなし。

私でももちろん構いません
このお仕事をしていて、思ったほど結果が出ない女の子は、たまには、お友達やお母さんに、自分のお化粧や服の意見を求めてみてはいかがでしょうか
それを批判や否定と受け取る必要はありません。
自分を高めるためだと思いましょう

もし、似ているとよく言われる芸能人がいるのなら、それを参考にするのも良いと思います。

プロが作り上げていますからね。

たくさん指名をもらえるために今以上に自分の魅力を高めるセルフプロデュースをしていきましょう


ふて子