

風俗業界にも【福利厚生】ってあるの?具体例と注意点を解説♪
風俗業界にも福利厚生ってあるの?
実は、風俗店の中には、交通費支給や託児所といったサポート制度を用意しているところもあるんです!
福利厚生は働く女の子が仕事に取り組みやすいようにサポートするものですが、業種やお店によって内容はさまざまです。
この記事では、風俗業界の福利厚生の具体例やポイントを解説します♪
ぜひ、求人情報を見る際やお店選びの参考にしてみてくださいね。
目次
そもそも、福利厚生ってどんなもの?
福利厚生とは、企業が給与以外で従業員へ提供するサポートや待遇のこと。
主に、働きやすい環境づくりやモチベーションアップを目的としています。
風俗業界でも、交通費支給などお店によってさまざまなサポート制度が用意されています。
自分に合った環境を見つけるためにも、福利厚生の内容をしっかり確認しておきましょう。
風俗のキャストにも福利厚生はある?
風俗で働くキャストにも福利厚生はあります!
ただし、一般的に会社で働く会社員とは少し違いがありますので、簡単に解説していきます。
社会保険など、一般的にいう福利厚生はない!
風俗キャストは個人事業主扱いのため、お店側に福利厚生の義務(厳密にいうと「法定福利厚生」の義務)はありません。
風俗で働く女の子(=キャスト)は「個人事業主」!
お店とキャストは雇用関係にないのはご存じでしょうか?
あくまで仕事の結果に対して報酬を得る、独立した事業主で、お店と雇用契約を結んでいる”従業員”ではありません。
お店側は、女の子に仕事を依頼する形で報酬を支払います。
(※ホステスやキャバ嬢は、従業員としてお店と雇用契約を結んでいる場合が多いです)
会社と雇用契約を結んでいれば、会社がこれら社会保険の手続きをしてくれます。
ただし、個人事業主である風俗キャストは、基本的に健康保険や年金などの社会保険を自分で管理する必要があります。
社会保険事務所への加入手続きから保険料の計算と納付、その他諸々。
しかし、社会保険の手続きは、法律や制度が複雑で時間と手間がかかるため、社会保険労務士に依頼することも一つの手段です。
風俗キャストには全く福利厚生がないの?
じゃあ、福利厚生はないってこと?
不安に思われたかもしれませんが、福利厚生が全くないわけではありません!
お店ごとに独自のサポートが用意されていることがあります。
「交通費支給」なんかは、よく聞きますよね?
その他の風俗業界で代表的な福利厚生として、以下のようなものがあります。
▶例
- 交通費支給--通勤費用補助など
- 託児所完備--子育て中のキャストの育児支援
- 寮完備----デリヘルで出稼ぎにきたキャストの住居提供
- 生理休暇---体調を考慮した休暇制度
- 資格取得支援-エステ資格などの資格取得の支援
- 制服貸与---接客時など業務に必要な制服の貸出
求人サイトでは、「交通費支給」や「託児所完備」、「寮完備」などの、気になる項目をチェックして検索できます。
給与から福利厚生費が引かれることも……
お店によっては「雑費」のことを「福利厚生費」と呼ぶことも。
(雑費とは、お仕事で使う備品や消耗品代などにかかる費用のこと)
一部の風俗店では「福利厚生費」という雑費が、報酬(給与)から天引きされることがあるので注意!
最近は、雑費が引かれないお店も増えてきていますが、基本的にはキャスト負担が前提です。
福利厚生費の他に「厚生費」や「在籍料」という言い方もあるので注意しましょう!
福利厚生を上手に活用するためのポイントと注意点
風俗業界には一般企業とは違った形での福利厚生が存在しますが、それらをしっかりと理解し、上手に活用することが大切です!
例えば交通費や託児所、保証制度など、特定の条件が整っているお店を選べば、働きやすさが格段に向上します。
ただし、福利厚生があると謳っていても内容が曖昧だったり、実際には利用しづらい場合もあるので、面接時などによく確認しましょう。
福利厚生がないお店って大丈夫?
福利厚生がほとんどないお店もあり、不安を感じるかもしれませんが、必ずしもそのお店が悪いわけではありません。
代わりに自由度の高い働き方ができる場合もあります。
お店の規模や地域によって有無は変わるので、他の部分で良い条件が揃っているかをチェックしましょう。
特に交通費や保証制度といった、直接的なサポートがあるかどうかは事前にお店に確認してみると良いですよ!
面接時に聞いておきたい内容は?
面接時には、福利厚生やサポート制度について具体的に確認することが大切です。
例えば、交通費の支給条件や支給額、託児所の利用条件などはしっかりと質問しておきましょう。
また、「保証制度がある」と書かれていても、どのような状況で適用されるのか、どれくらいの期間有効なのかを確認することでトラブルを回避できます。
「全員が使える制度なのか」を必ず確認しましょう。
面接時に具体的な質問をすることで、自分に合ったお店かどうかを見極める材料になりますよ。
▶質問例
- 交通費の支給については、どのような条件で支給されますか?
- 託児所の利用対象年齢は、何歳から何歳までですか?
- 託児所の空き状況はどのようになっていますか?
まとめ:お店の福利厚生をチェックして、上手に活用しよう!
風俗業界にも交通費支給や託児所完備などの福利厚生が存在します。
ただし、内容はお店によって異なり、曖昧な場合も。
福利厚生は働きやすさを左右する大切な要素なので、求人情報や面接時に詳細を確認し、自分に合った条件のお店を見つけることが重要です。
- 法定福利厚生(社会保険など)はない場合が多い!
- 法定外福利厚生(お店独自のサポート制度)はある場合が多い!
- 「雑費」が「福利厚生費」というお店の場合、給与から天引きされることもあるので注意!
- サポート内容や適用条件は検索時や面接時に確認することが大切!