

実はエロい神社仏閣|男根・女陰・子宝信仰と奇祭を徹底紹介
実はエロい!? 神社仏閣に隠された性の信仰
神社仏閣といえば、厳かで神聖な場所というイメージが強いですよね。
でも昔の日本人にとって、性はタブーではなく“生命力や子孫繁栄の象徴”でした。
そのため全国には「ちょっとエロい!?」と驚くような信仰や御神体が数多く存在します。
今回はそんな「実はエロい神社仏閣」をジャンル別に紹介します。
目次
1. 男根信仰(ちんこ信仰)系
性をストレートに祀ったのが、男根信仰の神社。
五穀豊穣や子孫繁栄、性病除けを願って、男根そのものが御神体や祭りのシンボルになっています。
川崎・金山神社(かなまら祭り)
巨大な男根神輿が町を練り歩く奇祭。海外からも観光客が訪れる大人気イベント。
もともとは遊女たちが性病除けを祈願したのが始まりで、「性=健康」と直結していたことがよく分かります。
愛知・田縣神社(豊年祭)
高さ2メートル以上の木製男根を担ぐ祭りで有名。
境内のお土産まで男根型という徹底ぶり。
地元では「子宝神社」として親しまれ、真剣な願いと笑いが共存しています。
群馬・荒船風穴近くの男根岩
自然の巨岩が男根の形に似ていることから信仰の対象に。
日本では「自然に宿る形」そのものに霊力を見いだすことが多く、山岳信仰と性の結びつきの好例です。
2. 女陰信仰(まんこ信仰)系
男根に対して、女性器を象徴するものを祀る信仰も存在しました。
大地や母性を連想させる女陰は、豊穣や生命の源と考えられていたのです。
長野・諏訪大社
御神体に「女性器を象徴するもの」があると伝わり、古くは男女和合の祭祀が行われていたとされます。
実際に諏訪信仰の儀礼には性的な要素が含まれていたとも言われ、今も研究者の間で議論の的になっています。
各地の塞(さい)神社
村の入口や道の分岐に祀られた神社。女陰型の石を置き、災いを防ぎ豊穣を願った例も。
塞神は「境界を守る神」であり、同時に「子孫繁栄の守り神」として信仰されました。
3. 子宝・安産祈願系
性の象徴はそのまま「子宝祈願」につながります。
触れると妊娠できる、夫婦仲が良くなるとされる石や信仰も全国に広がっています。
子宝石・子持ち石(全国)
境内に置かれた霊石を撫でると妊娠するといわれる。
形は男根型・女陰型さまざま。
夫婦で参拝し、石を一緒に撫でて祈願する姿は今も見られます。
京都・鈴虫寺
縁結びや良縁成就で有名。
恋愛から子宝へと願いがつながるため、ここも“エロ信仰”の一面を持つといえます。
実際に「縁がつながったカップルが、子宝祈願に再訪する」という流れが定着しています。
4. エロ川柳・春画と結びつく寺社
江戸時代の戯画や川柳の世界では、神社仏閣も「風刺や洒落の舞台」になりました。
坊主や神職が「裏では欲望に忠実」と描かれることも多く、春画の題材に寺社が登場することもしばしば。
たとえば川柳には「坊主の屁」を性的欲望のはけ口として風刺する表現もありました。
庶民にとっては神社仏閣も「畏敬の対象」でありながら、「人間臭さを笑う場所」でもあったのです。
まとめ|性はタブーではなく“祈り”だった
現代人から見ると「ちょっと下品?」と思える信仰も、昔の人にとってはごく自然な願いでした。
男根も女陰も、すべては豊穣・子孫繁栄・生命力の象徴。
神社仏閣に隠された「エロ信仰」の歴史を知ると、参拝がちょっと違って見えてきます。
観光や会話のネタにもぴったりですよ。
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