

クマをカバーしながら自然な涙袋を作る!失敗しない大人のアイメイク術
「クマがあると、涙袋がうまく作れない……」
目元にクマがあり、アイメイクが思うような仕上がりにならないと悩んでいる方は少なくありません。
しかし、ポイントを押さえれば、クマをカバーしながら自然な涙袋を作れます。
この記事では、初心者でも取り入れやすい涙袋メイクと涙袋がクマに見える原因、クマを改善する日ごろのスキンケアを紹介します。
クマでお悩みの方は、最後まで読んでみてください!
目次
クマの種類と目立つ原因
クマは、色味や原因で次の4つに分類されます。
種類 | 原因 |
---|---|
青クマ | 血行不良(冷え、睡眠不足、疲れ) |
茶クマ | メラニン色素の沈着(摩擦や紫外線) |
黒クマ | 骨格の影響と加齢 |
赤クマ | 脂肪が前方へ突出、毛細血管の拡張 |
骨格や加齢だけではなく、生活習慣の乱れやスキンケアが不十分だと、クマができやすくなります。
涙袋がクマに見える原因とは?2つの違いを比較
涙袋は、笑顔になったときに目の下がぷっくりと強調され、若々しさを演出する特徴があります。
一方、クマは血行不良や色素沈着などの要因によって生じる影や色づきで、老けた印象や疲れた印象を与えやすいのが特徴です。
以下に、涙袋とクマの違いを比較しました。
項目 | 涙袋 | クマ |
---|---|---|
位置 | 目のすぐ下にあるふくらみ | 目の下全体に広がる影や色づき |
見え方 | 笑うとぷっくり強調される | くすみや黒っぽさが目立つ |
印象 | 若々しく、立体感のある目元 | 疲れて見えたり、老けた印象に |
原因 | 生まれつき・筋肉の動き | 血行不良・色素沈着・加齢など |
対処法 | ナチュラルに強調すると好印象 | コンシーラーやスキンケアでカバー |
涙袋とクマの見分け方を理解すると、メイクでカバーできるようになります。
クマに見えてしまうメイクNGポイント
×細すぎる涙袋メイク
ハイライトを極端に細く入れると、涙袋の丸みが表現できず、影のように見えることも。目頭から目尻まで、自然なカーブに沿って入れるのがコツ。
×幅広すぎる涙袋メイク
下まぶた全体に広げすぎると、本来の涙袋の位置がぼやけて、クマっぽく見える原因に。笑ったときに盛り上がるラインを基準にしましょう。
×白すぎるハイライト
真っ白なカラーは不自然な明るさとなり、目元が浮いて見えがち。ベージュ系やアイボリーなど、肌になじむ色を選ぶと自然な仕上がりに。
×濃く太い下アイライン
アイラインが濃すぎると、涙袋とのコントラストが強くなり、黒い影=クマに見えやすくなります。薄いブラウンでぼかすのがおすすめ。
×涙袋用テープの使用
テープは段差や白浮きが出やすく、「貼ってる感」が出てしまうことも。肌への負担も大きいため、できるだけメイクで自然に仕上げるのがベター。
クマをカバーしながら涙袋を作るメイク術
クマをカバーしながら涙袋メイクができると、目元がいきいきと見えます。
ここでは、ベースやコンシーラーの選び方からメイク手順まで、それぞれのポイントを解説します!
1.メイク前のスキンケアとベース
メイク前は目元の保湿を徹底し、乾燥による小ジワやムラ、メイク崩れを防ぎましょう。
アイクリームを選ぶときは、保湿成分が豊富で、刺激が少ないものが理想です。
スキンケア後は余分な油分をティッシュオフしてから下地を塗ると、密着度が高まり崩れにくくなります。
化粧下地は、アイメイクが崩れにくい目元専用下地がおすすめです。
目元専用下地を持っていない方は、メンソール感のないリップクリームやワセリンでも代用できます。
2.コンシーラーでクマをしっかりカバー
クマの色に合わせてコンシーラーを選ぶと、きれいな目元を作りやすくなります。
【クマの色別おすすめコンシーラーカラー】
青クマ → オレンジ系
茶クマ → イエロー系
黒クマ → オレンジ、ピンク系
赤クマ → グリーン、イエロー系
クマが目立つ部分だけに少量置き、ブラシやチップを使って境界を軽くぼかします。
カバーできているかを鏡で確認しながら、少しずつ重ねていきましょう。
3.クマを目立たせずに仕上げる涙袋メイク
涙袋がクマに見えないようにするには、正しい位置と立体感を意識したメイクがポイント。
以下の手順で、自然で若々しい印象を叶えましょう。
STEP1:涙袋の位置を確認し、ガイドラインを作る
・鏡の前で笑顔を作り、自然に盛り上がる部分をチェック
・一番高くなる黒目の下を目安に、薄めのペンシルライナーやブラウン系シャドウで軽くマーク
・正面と斜め、複数の角度から見て、左右のバランスも確認
STEP2:ガイドに沿って明るいアイシャドウをのせる
・涙袋に沿って、ベージュ系やアイボリー系のシャドウをふんわりON
・中央をやや明るく、目頭・目尻は薄めに仕上げることで、ナチュラルな立体感に
・仕上げに、綿棒やブラシでラインをぼかしてなじませる
STEP3:自然な影をつけて立体感を演出
・黒目の内側から目尻方向へ、細めに薄いブラウンのシャドウで影をつける
・境目がくっきりしないように、綿棒やチップでぼかしながら調整
・影の濃さは中央が一番濃く、両端に向かって自然にグラデーションをつけると、ふんわり立体的な仕上がりに
クマカバー&涙袋メイクを長持ちさせるポイント
「せっかく作った涙袋メイクが夕方にはヨレてしまう……」
目元は皮脂や汗でメイクが崩れやすいため、崩れを防ぐ工夫が必要です。
ここからは、クマカバー&涙袋メイクを長持ちさせるためのポイントを紹介します!
1.保湿を徹底する
目元は皮膚が薄い上に、瞬きを頻繁にするため乾燥しやすい部位です。
乾燥が進むとシワやひび割れが目立ち、メイクがヨレやすくなります。
スキンケアでアイクリームやフェイスクリームをしっかり使い、寝る前に十分保湿をしておくと化粧崩れしにくい肌に近づきます。
一方で、メイク前に油分を与えすぎると崩れやすくなるので、乳液やクリームはティッシュオフするなど調整しましょう。
2.クレンジングでこすらない
クレンジングで目元を強くこすってしまうと、肌へのダメージが大きくなり、シワやたるみの原因になります。
とくにウォータープルーフタイプのアイメイクを落とす際は、ポイントリムーバーを使うとこすらずに落とせます。
コットンを数秒あててメイクを浮かせるイメージで行いましょう。
メイク残りがあると、翌日の化粧ノリや肌荒れにつながるため、丁寧に落とすことが大切です。
3.ウォータープルーフタイプのコスメを使う
目元は皮脂や汗の分泌量が多く、メイクが崩れやすい部位です。
そのため、ウォータープルーフタイプのアイライナーや密着度が高いアイシャドウを選ぶと、アイメイクが長持ちします。
仕上げにルースパウダーを軽くのせると、アイメイクのキープ力が高まります。
4.メイクキープミストを使う
メイクキープミストは、メイクの仕上げに顔全体に吹きかけるアイテムです。
水分や汗をはじきやすくしてくれるので、メイクが崩れにくくなります。
ただし、肌質によっては負担がかかってしまうため、使用方法や適量をしっかり確認してください。
帰宅後はすぐにメイクを落として肌を休ませましょう。
クマを目立たせないためのマッサージ・スキンケア方法3選
クマをメイクで隠すだけでは、根本的な解決にはなりません。
ここでは、クマを目立たなくするための効果的なマッサージとスキンケアの方法を3つ紹介します!
1.血行不良を改善するマッサージ
目元の血流が悪くなると、「青クマ」が目立ちやすくなります。
血行を促すマッサージを日常に取り入れて、明るく健康的な目元を目指しましょう。
▶ ステップ1:目元をしっかり温める
・ホットアイマスク、蒸しタオル、入浴中などで目元をじんわり温める
・温めることで血管が広がり、マッサージ効果が高まりやすくなります
▶ ステップ2:やさしくマッサージ
・目尻から目頭に向かって、目の下をなでるようにマッサージ
・指の腹で軽く圧をかけながら、リンパを流すようなイメージで
・マッサージ用のオイルやアイクリームを使うと、摩擦を軽減できて◎
⚠ 注意ポイント
・強くこすらない!→ 色素沈着やたるみの原因になることも
・清潔な手で行い、毎日続けることが効果的
2.スキンケアで色素沈着を防ぐ
茶クマの主な原因は、メラニンによる色素沈着。摩擦や紫外線ダメージを防ぐスキンケア習慣がポイントです。
▶ クレンジング&洗顔は「こすらない」が鉄則
・アイメイクは専用リムーバーでオフ、こすらずなじませるだけでOK
・洗顔もたっぷりの泡で、優しく押し洗いするようなイメージで行う
▶ 保湿ケアで乾燥によるくすみも予防
・目元専用のアイクリームをプラスして、デリケートな部分をしっかり保護
・美白成分が含まれたアイテムがおすすめ
→ビタミンC誘導体:メラニンの抑制・還元作用
→ハイドロキノン:色素沈着を薄くする効果に期待
▶ 紫外線対策でメラニンを防ぐ
・UVカット下地やアイクリームで目元の紫外線ケアを忘れずに
・外出時はサングラスや日傘も活用して、ダメージをブロック
3.睡眠&食事で内側からケア
血行不良・むくみ・メラニン生成は、生活習慣の乱れから来ることも。
しっかり寝て、しっかり食べて、内側からのケアも抜かりなく!
▶ 良質な睡眠で目元すっきり
・寝不足や睡眠の質の低下は青クマ・黒クマの悪化に直結
・就寝前は、スマホやPCなどのブルーライトを避けるのが◎
・夜更かしを減らし、毎日同じ時間に寝るのもポイント
▶ 栄養バランスの整った食事でクマ予防
クマに効果的な栄養素と食材例:
栄養素 | 効果 | 食材例 |
---|---|---|
ビタミンC | メラニンの生成抑制、美白 | ピーマン、ブロッコリー、キウイ、レモン、アセロラ |
鉄分 | 血流改善、青クマ予防 | レバー、ほうれん草、ひじき、赤身の肉 |
コラーゲン | 目元のハリ・黒クマ対策 | 牛すじ、鶏皮、うなぎ、カレイ |
・食事で取りきれないときは、サプリで補うのもOK(ただし過剰摂取はNG)
▶ ワンポイントアドバイス
・カフェインや塩分の取りすぎはむくみにつながるため、夜は控えめに
・朝起きたらコップ一杯の水で代謝アップ+血流促進を意識してみて!
クマをカバーしながら魅力的なアイメイクを完成させよう!
クマカバーメイクは、色に合わせたコンシーラーを選ぶことが大切です。
さらに、生活習慣では睡眠や栄養バランスに気を配り、クマそのものをケアすることで、徐々に薄くなります。
アイメイクと日ごろのケアを継続して、魅力的な目元を作りましょう!
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