親に内緒で風俗デビュー|迷いながら踏み出した最初の一歩に密着取材
風俗で働く女性たちは、みんな最初に「不安」と「覚悟」の間で揺れています。
「親には絶対言えない」「でも、変わりたい」。
そんな気持ちで新しい一歩を踏み出した女性に、今回はお話を伺いました。
目次
親に内緒で一歩を踏み出した、東京の20代女性にインタビュー
きっかけは、スマホの中の“知らない世界”
― 最初に「風俗」という言葉を意識したのはいつですか?
友達が冗談で「夜の仕事してる子、すごい稼いでるらしいよ」って言ってたときでした。
その夜、寝る前に何気なく検索したんです。
「風俗 仕事 女の子」とか「未経験OK」とか。
求人サイトを見てるうちに、
“綺麗な服を着て笑ってる女の子”の写真がたくさん出てきて、
正直、すごく眩しかった。
でも同時に、「私には無理だろうな」「親に知られたら終わるな」って思って、
スマホの画面を閉じました。
何度も検索して、何度も閉じた

― それでも、気になっていた?
はい。数日たっても頭から離れなかったです。
アルバイトの給料では生活がカツカツで、
でも一人暮らしを続けたくて。
夜中にスマホを開いて求人サイトを眺めて、
「応募する」「やめる」を何回も繰り返しました。
“お金のためだけ”じゃなくて、
「何かを変えたい」って気持ちがどんどん大きくなっていったんです。
面接の日、怖くて泣きそうだった
― 初めてお店に行った日のことを覚えてますか?
はい。忘れられないです。
朝、駅のトイレで何度も鏡を見て「本当に行くの?」って自分に聞いてました。
手はずっと震えてて。
でも、会ってくれたスタッフさんがすごく穏やかで、
「無理なことはさせないから安心してね」って言ってくれて。
その一言で、少しだけ肩の力が抜けました。
帰り道、空がいつもより明るく見えたのを覚えてます。
初出勤で感じた、“怖いより優しい”という現実

― 実際に働いてみて、印象はどうでした?
もちろん最初は緊張しました。
でも、思っていたよりも“普通の仕事”でした。
お客様も優しい人が多くて、
「ありがとう」「楽しかった」と言われた瞬間、
心の中で何かがふっと軽くなった。
“自分が誰かのためになれた”
って感じたんです。
親に内緒のまま、自立していく日々
― 家族には今も話していない?
はい、内緒のままです。
罪悪感が全くないわけじゃないけど、
「自分の力で生活できてる」って思えることが支えになってます。
前は「頼らなきゃ生きていけない」って思ってたけど、
今は「自分で選べる」って実感できてる。
それに、お客様やスタッフさんとの関わりを通して、
“人を見る目”もすごく変わりました。
今思う、「風俗を選んで良かった」と思える理由

この仕事を選んだからこそ、
“自分を責めない強さ”が身についた気がします。
怖くても、恥ずかしくても、
自分で選んだ道を歩くって、
それだけでちゃんと意味がある。
まとめ|風俗で働く決断に迷う女の子へ——一歩を踏み出すヒント
風俗の世界に入る前、
ほとんどの女性が「怖い」「親に言えない」「周りに知られたくない」と思っています。
でも、勇気を出して一歩踏み出した先には、
“ちゃんと生きている”自分がいる。
風俗という選択は、誰かの逃げ道じゃなく、
誰かの「始まり」でもあるのかもしれません。





