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リンパマッサージは痩せるのか?マッサージ方法5選と効果を高めるポイントを解説
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リンパマッサージは痩せるのか?マッサージ方法5選と効果を高めるポイントを解説

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痩せたいと願う女性の中には、むくみやすい体質に悩んでいる方も多いでしょう。

リンパの流れが滞ると老廃物が体内に溜まり、見た目が太って見える原因になります。

むくみが気になる方に注目されているのが、リンパマッサージです。

 

今回は、リンパマッサージのメリットや部位ごとの具体的なやり方、より効果を高めるコツを紹介します。

すっきりしたボディラインを目指すための参考にしてみてください!

 

リンパマッサージは痩せるのか?

リンパマッサージには血行促進や老廃物の排出をサポートする働きがあり、むくみの軽減に効果的です。

むくみが解消されると身体が一回り細く見えるため、「痩せた」と感じることがあります。

 

ただし、リンパマッサージ自体に脂肪を燃焼させる効果はありません。

継続することで基礎代謝が高まりやすくなり、ダイエットをサポートする効果は期待できますが、リンパマッサージだけで痩せるのは難しいです。

効果的なダイエットを実現するためには、食事管理や運動も併せて行うことが大切です。

 

リンパマッサージの効果をアップする3つのポイント

リンパマッサージのダイエット効果をアップするためには、バランスの良い食事や適度な運動、規則正しい生活が欠かせません。

リンパマッサージの効果をアップするために気をつけたいポイントを3つ紹介します!

 

1.バランスの良い食事を心がける

リンパマッサージの効果をアップするためには、ビタミンやミネラル、抗酸化作用のある栄養素を積極的に取り入れてみましょう。

体内の栄養バランスが整うと代謝も上がりやすくなり、むくみ解消につながります。

 

ビタミンやミネラルが不足している方は、フルーツやナッツ類、緑黄色野菜などを摂取しましょう。

サラダやスムージー、小腹が空いたときはナッツ類を摂るようにすると、老廃物が排出しやすくなります。

そのほかの食事でご飯・鶏肉・大豆製品などを用意すると、バランスのいい食事になります。

 

2.適度な運動を取り入れる

リンパマッサージとあわせてウォーキングやヨガ、軽めの筋トレなどを実践すると、代謝アップにつながります。

運動によって筋肉が刺激されると血流がスムーズになり、体に溜まった余分な水分や老廃物を排出しやすくなります。

毎日運動できない場合は、週に3日程度から始めてみましょう!

 

長時間の運動が負担という人は、20分のウォーキングやサイクリングでもかまいません。

運動は続けるほど体が軽くなります。無理なく継続できるよう、日々の生活に組み込んでみてください。

 

3.規則正しい生活を心がける

リンパの流れを良くするためには、こまめな水分補給と十分な睡眠が大切です。

水分が不足すると血液や老廃物がどろどろになり、むくみやすい状態になります。

1日あたり1L~2L程度の水やお茶などを少しずつ飲み、体内の循環を整えましょう。

 

また、睡眠不足が続くと基礎代謝が落ちて太りやすい体質になります。

夜更かしは極力避けて早めに就寝し、基礎代謝を高めてホルモンバランスを整えることを意識しましょう!

 

基礎代謝をアップするリンパマッサージのやり方


リンパマッサージによるリラクゼーション効果は、ストレスホルモンを減少させ、代謝活動をサポートします。

部位ごとのリンパマッサージ方法を紹介するので、とくにむくみが気になる部位から試してみてください!

 

リンパマッサージの準備

まずはオイルやマッサージ用クリームを手元に用意しましょう。

肌に潤いを与えるため、入浴後は化粧水を付けてからオイルやクリームを塗るのがおすすめです。

リンパマッサージをする前に、ゆっくりと深呼吸して心と体をリラックス状態に整えましょう。

深呼吸が終わったら、腕を伸ばしたり膝を屈伸したりすると、筋肉可動域が広がってマッサージしやすくなります。

無理に力を入れて伸ばすと筋肉を傷める可能性があるため、丁寧で優しい動作を心がけましょう!

 

1.顔のリンパマッサージ

顔は視界にとくに入りやすい部位なので、むくみを気にしている方も多いですよね。

そんな顔のむくみを解消するリンパマッサージを紹介します。

手順

1.口の横から顎にかけて上から下へなでる

2.顎の先から耳の前へ向けてなで上げる

3.目頭→頬骨→耳の下の順になでる

4.目頭→まぶたの上→目尻→耳の前の順になでる

5.耳の前→首→鎖骨へ向けて軽くなでる

各10回程度を目安に上記を繰り返します。

顔は皮膚が薄くシワになりやすいため、力を入れ過ぎないように注意しましょう。

 

2.鎖骨周辺のリンパマッサージ

鎖骨周辺に老廃物が溜まると、首周りがむくむだけではなく、首こりや肩こりの原因にもなります。

以下のリンパマッサージで老廃物を排出しましょう。

手順

1.鎖骨の内側(骨の上部)を中心部から外側へ向かってさする

2.首筋から肩にかけてなで下ろす

3.肩から鎖骨へ向けてなでる

上記を各10回ずつ行いましょう。

鎖骨周辺はリンパが集中している場所なので、丁寧になでていくのがポイントです!

 

3.腕や脇のリンパマッサージ

脇の下にはリンパ節があるため、これから紹介するリンパマッサージが効果的です。

手順

1.右の脇の下を左手のひらで軽く押さえ、やさしく刺激する(左も同様)

2.右腕を上げ、反対の手で手首→肘→脇の下へ向かって流す(左も同様)

上記を左右10回ずつ行います。

腕を上げるときは肩をすくめないように気をつけ、心地よい強さでなでていきましょう!

 

4.お腹周辺のリンパマッサージ

女性にとって、お腹のむくみやたるみは深刻な悩みですよね。

以下のリンパマッサージを継続して、お腹周りをスッキリさせましょう!

手順

1.おへその周りを「の」の字を描くように優しくなでる

2.おへその下からそけい部へ向けてなで下ろす

3.脇腹からそけい部へ向けてなで下ろす

4.両手でそけい部のリンパ節を押さえる

それぞれ各10回ずつ行うのが目安です。

お腹周辺のリンパマッサージもソフトな力加減を意識して行ってください!

 

5.脚のリンパマッサージ

脚のむくみや疲れは、年代を問わず多くの女性の悩みです。

リンパマッサージでむくみと疲れを同時にケアしましょう!

手順

1.爪先から足首へなで上げる

2.足首から膝の裏までなで上げる

3.膝の表から裏へ向けて優しくなでる

4.膝の裏を軽くもみほぐす

5.膝→太もも→そけい部にかけてなで上げる

6.そけい部を軽く押さえてもみほぐす

上記を各10回ずつ行うと徐々にむくみを解消できます。

リンパに沿って下から上へ流すことを意識し、脚全体のめぐりを促進しましょう!

 

リンパマッサージの頻度とタイミング

リンパマッサージは、入浴後の体が温まったタイミングや就寝前などリラックスできる時間帯に行うのがおすすめです。

とくに就寝前に行うと、寝つきが良くなったり睡眠の質が良くなったりするメリットがあります。

睡眠の質が良くなるとホルモンバランスが整い、基礎代謝が上がるのもおすすめの理由の1つです。

 

効果があるなら毎日リンパマッサージをしたいと考える方もいるかもしれませんが、最初は体を慣らすために週3回程度からスタートしましょう。

痛みや疲労感がある日、体調不良の日は無理をせず休むことも大切です。

 

リンパマッサージは自宅とエステサロンどちらがいい?


リンパマッサージは自宅で手軽に行う方法と、エステサロンでプロの施術を受ける方法があります。

自宅とエステサロンのメリットとデメリットを紹介するので、自分のライフスタイルや目的に合わせて選びましょう!

 

自宅マッサージのメリットとデメリット

自宅でリンパマッサージを行う最大のメリットは、費用をかけずに好きなタイミングで取り組めることです。

仕事が忙しい方でも、寝る前などの空いた時間にリンパマッサージができます。

その反面、専門知識がないまま独自にリンパマッサージを続けると、筋肉や関節に負荷を与えてしまう可能性があります。

 

エステサロンのメリットとデメリット

エステサロンに行くことで、プロの技術でリンパの流れを整えてもらえるため、むくみ解消や血行改善を実感しやすいメリットがあります。

さらに、マッサージ中にリラクゼーション音楽やアロマを楽しめるのもエステサロンの愉しみの1つです。

その反面、費用が比較的高額で、定期的なケアが難しいと感じる方もいます。

また人気サロンは予約が取りづらく、行きたいときに予約が取れないリスクもあります。

 

リンパマッサージの注意点

リンパマッサージはやり方を誤ると、肌や筋肉にダメージを与える恐れがあります。

リンパマッサージを安全に進めるためのポイントを解説します!

 

力を入れ過ぎない

リンパマッサージは、強い圧をかけるものではありません。

リンパ管は皮膚のすぐ下を通っているため、軽く触れる程度でも十分効果があります。

力を入れ過ぎると筋肉を傷めるリスクがあり、かえってリンパの流れを妨げる原因にもつながりかねません。

痛みや内出血が出た場合は、早めにマッサージを中断して様子を見ましょう。

 

痛みを感じずに心地よい程度の適度な圧を意識して行うことがポイントです。

 

リンパの流れに沿って流す

リンパマッサージを行うときは、体の末端から心臓に向かって流すことを意識しましょう。

具体的には顔周りなら耳や首、鎖骨へ向けて、腕なら脇の下へ向けて、足ならそけい部や膝裏をゴール地点にするイメージです。

リンパ節は首と鎖骨周辺、脇の下、そけい部、膝の裏などに集中しています。

それぞれのリンパ節につながるように順序立てると効果を感じやすいので、意識してみましょう。

 

リンパマッサージでむくみを解消して細身を目指そう

リンパマッサージはむくみ解消や代謝サポートに役立ち、続けるほど巡りの良い体へ近づきます。

とはいえ、リンパマッサージは単独で劇的に体重を落とすダイエット方法ではありません。

正しい食事や適度な運動、規則正しい生活リズムと組み合わせることで、より効果を実感することが出来ます。

無理のない範囲でリンパマッサージを生活に取り入れ、すっきりとしたボディラインを目指しましょう!

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姫デコmagazine編集部

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