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化粧下地の正しい選び方は?肌悩み別のおすすめタイプと使い方
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化粧下地の正しい選び方は?肌悩み別のおすすめタイプと使い方

「化粧下地が合わない気がするけれど、選び方がわからない……」

化粧下地はファンデーションのノリや持ちを大きく左右し、メイクの仕上がりに影響します。

しかし、さまざまなタイプが販売されているため、どれを選んだらいいか迷ってしまう方も少なくありません。

 

そこで今回は、肌質や悩みに合った化粧下地の選び方と塗り方を解説します!

自分に合う下地を見つけて、メイクをよりきれいに仕上げたい方は参考にしてください。

 

化粧下地の効果は?

化粧下地は、ファンデーションの密着感や化粧もちに関わる重要なアイテムです。

シミやくすみをカバーしながら、肌の色ムラを均一に整える効果があります。

紫外線対策や毛穴や小ジワの凹凸をなめらかにするもの、テカリを防止するものなど数多くの商品が販売されています。

自分の肌質や悩みに合う下地を選べば、ベースメイクの質が向上し、素肌を綺麗に見せることができます。

 

肌質別:化粧下地の選び方

化粧下地は、肌質によって適切なものが異なります。

敏感肌・乾燥肌・脂性肌・ニキビ肌など、それぞれの肌質に合った選び方を解説します!

 

敏感肌の方

刺激になりやすい次のような成分の入っていない化粧下地を選びましょう。

  • 石油系界面活性剤
  • 鉱物油
  • パラベン
  • アルコール
  • 合成香料

また紫外線対策をしたい場合は、紫外線吸収剤を含まないノンケミカルタイプを選ぶと、肌への刺激が少なくなります。

成分表示で「アレルギーテスト済み」「パッチテスト済み」「スティンギングテスト済み」などの表記があるものは肌への刺激が比較的少ないのでおすすめです。

ただし、全ての人に刺激がないわけではありません。

テスターがある場合は、腕の内側などでパッチテストを行い、肌に刺激がないか確認しましょう。

 

乾燥肌の方

肌の水分量が少ないため、クリームや乳液タイプなど水分が多く肌馴染みのいい化粧下地が適しています。

ヒアルロン酸やセラミドなど保湿力の高い成分が含まれる化粧下地を選ぶと、とくにうるおいが長持ちしやすいです。

仕上がりの質感も重要で、マット肌よりツヤ肌を演出する化粧下地のほうが、肌のカサつきをカバーできます。

乾燥が気になる箇所には化粧下地を重ね塗りし、保湿効果を高めましょう。

 

脂性肌の方

毛穴カバー効果(凹凸補正)や、皮脂吸着効果ある下地を選ぶと、ベタつきを抑えながら整った肌に仕上げやすいです。

ただし、年齢を重ねると、乾燥が原因で皮脂が過剰分泌される混合肌になる方も増えてきます。

脂性に見えても実際は乾燥肌が原因の場合があるため、保湿力を備えた下地で肌を整える工夫が必要です。

脂性肌の方は、余分な皮脂を抑えつつ、適度なうるおいを与える化粧下地を選びましょう。

 

ニキビ肌の方

ニキビが気になる方は、オイルフリーで低刺激処方の化粧下地が適しています。

皮脂が増えると毛穴が詰まりやすくなるため、油分が少ないアイテムを使うとニキビの悪化を防げます。

また、抗炎症成分(グリチルリチン酸2K、アラントインなど)を含むニキビ専用の化粧下地は、炎症を抑えながら肌を整えられるのでおすすめです。

刺激を減らすために、クレンジングや日頃のスキンケアにも気を配りましょう。

 

肌悩み別:コントロールカラー下地の選び方

コントロールカラーは化粧下地の一種で、シミやくすみ・赤み・色ムラ・血色不良など、さまざまな肌の悩みを補正する効果があります。

よくある肌の悩み別に、コントロールカラーを選ぶ際のポイントを解説します!

 

クマやシミをカバーしたい方

イエロー系のコントロールカラーが効果的です。

肌全体になじみやすく、ファンデーションを厚塗りしなくても気になる部分を自然に補正できます。

また、目元や頬などのくすみが気になるパーツをカバーする際にもおすすめです。

仕上げにコンシーラーを併用すると、よりベースメイクの完成度が高くなります。

 

肌のくすみが気になる方

パープル系の化粧下地を使うと、透き通るような肌に仕上がります。

顔全体に薄く伸ばすと、顔色が冴えないときでも明るい印象を与えられます。

ハイライトとしても使え、頬の高い部分やTゾーンのみに重ねると、立体感が生まれるのでおすすめです。

くすみが気になる部分にだけ使用すると、肌の白浮きを防ぎながら透明感を高められます。

 

顔の赤みが気になる方

グリーン系の下地を使うと、赤みを緩和して自然な肌色に近付けます。

とくに、頬や小鼻まわりなど赤みが強い部分に塗るのがおすすめです。

顔全体に塗ると血色感が失われ、顔色が悪くなることもあるので注意しましょう。

赤みを抑えつつも立体感や血色感を損ねないよう、使用量や範囲を調整してみましょう。

 

肌の血色をよくしたい方

血色感のある肌をめざすなら、ピンク系の化粧下地を選んでみましょう。

特に、頬や鼻筋にピンク系の化粧下地を使うと、自然なツヤと明るさがプラスできます。

透明感を高めながら顔全体を優しい印象に仕上げるため、顔色がくすみがちなときにも効果的です。

ファンデーションとの相性も良く、厚塗り感なくかわいらしい雰囲気を演出できます。

 

パーソナルカラーや肌色で化粧下地を選ぶポイント

化粧下地を選ぶ際は、パーソナルカラーや肌の色によって選び方が変わります。

イエベ・ブルべ・色白・色黒、それぞれに合う選び方を解説します!

 

イエベさんにおすすめの化粧下地

オレンジやイエロー系の化粧下地を選ぶと、肌全体との調和がとれます。

ファンデーションの発色が自然になじみ、くすみや色ムラも目立ちにくくなります。

自分の肌に合うかどうか、テスターで確認しながら選びましょう。

 

ブルベさんにおすすめの化粧下地

ブルーやパープル系の化粧下地との相性が良好です。

肌の透明感が増すので、くすみをカバーしながら明るい印象に仕上がります。

ただし、塗りすぎると血色が悪く見えるため、塗る範囲や量を調節しましょう。

 

色白さんにおすすめの化粧下地

明るめのベージュやピンク系の化粧下地を選ぶと、血色感が出るのでおすすめです。

頬やおでこに薄く塗ると、明るさを損なわずに健康的な印象になります。

色白といえども、明るすぎる色を選ぶと顔色が不自然に見えるので、注意が必要です。

 

色黒さんにおすすめの化粧下地

無色や肌馴染みの良いベージュ系など、色浮きしにくい化粧下地が適しています。

無理に肌を明るく見せようとすると白浮きして不自然になるため、肌本来の色に馴染むものを選ぶのがポイントです。

ツヤをプラスしたい場合は、微細なパール入りの化粧下地を選んでみましょう。

 

化粧下地の塗り方

化粧下地の効果を高めるためには、正しい塗り方を押さえる必要があります。

今回は、4つの手順を解説していきます!

 

1.洗顔とスキンケアをする

メイクする前は、余分な皮脂や汚れを落とすために洗顔を丁寧に行いましょう。

乾燥を防ぐために、洗顔後は化粧水や乳液などで保湿します。

肌が潤っている状態になると、化粧下地が均一に伸びやすく崩れにくくなります。

顔全体はもちろん、首元や生え際も忘れずにスキンケアしましょう。

スキンケア後はすぐに下地を塗らず、2〜3分置いて肌になじませると崩れにくくなります。

 

2.化粧下地を置く位置

下地は、額・両頬・鼻・あごの五点へ少量ずつのせます。

一度に伸ばそうとするとムラになるので、少しずつ広げていくのがポイントです。

量が多すぎると厚塗り感が出るので、パッケージ記載の量を目安にして、少しずつ足していきましょう。

 

3.化粧下地の塗り方

指先やスポンジで軽くたたき込むように塗っていきます。

内側→外側の方向へ伸ばすとキレイに仕上がります。

ゴシゴシこすりすぎるとムラやヨレの原因になるので注意しましょう。

 

4.仕上げのポイント

余った化粧下地は唇まわりに軽くなじませましょう。

唇まわりに化粧下地を塗ると輪郭を整えられるので、リップが一層きれいに引き立ちます。

肌に残った下地はティッシュで拭き取ると、厚みができず自然な仕上がりを維持できます。

 

化粧下地だけのノーファンデメイクはあり?

「ノーファンデメイク」は、肌への負担軽減やメイク時間の短縮、ナチュラルな仕上がりなどのメリットがあります。

ナチュラルな質感を出したい時や、休日にメイクを軽く済ませるときにおすすめです。

ただし、カバー力が限られるため、シミや赤みが気になるときはコンシーラーを部分使いしましょう。

紫外線対策も重要なので、必ず日焼け止めを併用しましょう。

 

肌の悩みや肌質に合わせて化粧下地を選ぼう

化粧下地は、肌質や悩みによって選び方が大きく変わります。

敏感肌には低刺激タイプ、乾燥肌には保湿成分入り、脂性肌には皮脂を抑える処方、ニキビ肌にはオイルフリーなどのポイントを押さえると、仕上がりやメイク持ちが向上します。

自分に合った化粧下地を見つけて、メイクのクオリティを高めましょう!

 

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