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唾液ローションは危険？感染症・炎症のリスクと安全な回避方法を徹底解説
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「唾液ローションでかぶれた」「膀胱炎になった…」そんな経験ありませんか？
一見自然で便利に思える唾液ローションですが、実は感染症や炎症のリスクがとても高いんです。
この記事では、現場でよくあるトラブルや、唾液ローションを上手に断るコツ・安全な代用ジェルの使い方まで、実体験に基づいて紹介します。
無理せず、自分の身体をちゃんと守るために知っておきましょう。
目次
唾液ローションとは？なぜ使われるの？
「唾液ローション」とは、プレイ中に唾液を潤滑剤（ローション）代わりに使うことを指します。
一時的に滑りを良くする目的で行われることが多く、ローションや潤滑ジェルが手元にないときの“代用”として使われるケースもあります。
一見すると「手軽」「自然」「お金がかからない」といったメリットがあるように見えますが、実は衛生的なリスクが非常に大きいのが現実です。
唾液は口内の粘液で構成されており、食べ物の残りや細菌、ウイルスなどが含まれている可能性があります。
これが性器や粘膜に触れることで、感染症や炎症を引き起こす原因になることも……
また、唾液は水分が多く揮発しやすいため、すぐに乾いてしまいます。
市販のローションのように滑りが長続きせず、摩擦が強くなって粘膜が傷つくリスクもあります。
つまり、唾液ローションは「即席の潤滑剤」ではあっても、「安全な潤滑剤」ではありません。
後ほど詳しく解説しますが、感染や炎症を防ぐためには、必ず専用の潤滑ジェルやローションを使用することが大切です。
唾液ローションの主なリスク3つ
唾液ローションは一見自然で便利に感じるかもしれませんが、実は感染症・炎症・摩擦ダメージといった深刻なトラブルを招くことがあります。
ここでは代表的な3つのリスクを解説します。
①感染症のリスクが高い
唾液の中には、細菌やウイルスが数百種類以上存在するといわれています。
通常は口の中に留まって無害ですが、性器などのデリケートゾーンに触れると、膀胱炎・尿道炎・カンジダ・梅毒・ヘルペスなどの感染症を引き起こす可能性があります。
特に、性器の粘膜はとても薄く、わずかな傷や摩擦からも菌が侵入しやすいため危険です。
「唾液は自分の体液だから平気」と思いがちですが、実際は口腔内と性器では常在菌の種類が全く異なるため、唾液を使うことでバランスが崩れ、炎症が起こりやすくなります。
POINT
💡 参考：厚生労働省「性感染症の基礎知識」でも、口腔内の菌による感染リスクについて注意喚起がされています。
②アレルギー反応や炎症を起こすことがある
唾液には、食べ物や飲み物の成分・タバコ・アルコールなどの残留物が含まれる場合があります。
これらが性器に触れると、かゆみ・赤み・かぶれなどのアレルギー反応が出ることもあります。
また、体調が悪いときや生理前など、免疫が下がっている状態では炎症が起きやすくなります。
「普段は平気なのに、今回はヒリヒリした…」という経験がある人は、唾液が原因であることも少なくありません。
③潤滑効果がすぐに切れ、摩擦で傷つく
唾液は水分が多く揮発性が高いため、すぐに乾燥してしまうのが特徴です。
最初は潤っていても、数十秒〜数分で乾き、粘膜同士の摩擦が強くなります。
その結果、ヒリヒリしたり、微細な傷ができたりして、そこからさらに細菌が侵入→感染症を悪化させるケースも。
専用の潤滑剤と違い、唾液には保湿成分や粘度を保つ成分がほとんど含まれていないため、「滑る時間が短くダメージが残りやすい」というデメリットがあります。
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唾液ローションを上手に断る方法
唾液ローションの危険性を理解していても、
「相手がそうしてきた時にどう断ればいいの？」
「空気が悪くなりそうで言いにくい…」
と感じる方も多いですよね。
ここでは、実際に現場やプライベートで使える上手な断り方・回避のコツを紹介します。
1. 軽いツッコミで場を和ませながら伝える
相手が指をなめた瞬間などに、冗談っぽく注意するのが効果的です。
「あ〜今ペロってしたでしょ？それ、実はだめなんだよ〜！」
「感染しちゃう人いるらしいから、ローション使ってくれた方が嬉しい♡」
このように笑顔＋優しい言い方で伝えると、相手も受け入れやすくなります。
直接「やめて！」と言うよりも、冗談っぽく指摘する方が空気がやわらかくなるのがポイントです。
2. あらかじめローションを使う流れを作る
プレイの前に、先に潤滑剤を出しておくのもスマートな回避方法です。
「こっちのジェルの方が滑りがよくて気持ちいいよ！」
「すぐ乾かないから、これ使ってみよ？」
先に“使う流れ”を作ってしまえば、唾液ローションを持ち込まれる隙がなくなります。
「使ってほしい」よりも「こっちの方が気持ちいい」を強調するのがコツです。
3. 素直に理由を伝える（誠実アプローチ）
無理にごまかすより、自分の身体を守る理由として正直に伝えるのもおすすめです。
「前に唾液で炎症起こしちゃって…ローションの方が安心なんだ」
「唾液が原因で痛くなっちゃったことがあるから、こっち使ってもらえると嬉しい」
「自分の健康のために」と言えば、相手も理解しやすく、責められたと感じにくいです。
その後で、「ありがとう、優しいね！」と笑顔でフォローすれば、場の空気も自然に戻せます。
4. 事前にNG項目として伝えておく
特にお仕事の場合は、プレイ前のヒアリングで伝えるのが一番確実です。
「私、唾液ローションはちょっと苦手で…ローション使ってもいいですか？」
「衛生的に心配だから、基本的にジェルでお願いしてます」
最初に伝えておくことで、トラブルを防げます。
また、相手も「NGを守ってくれている」という意識が生まれ、信頼関係にもつながります。
5. どうしても断りづらい時の“かわし方”
・指を舐められたら、さりげなくティッシュなどで拭き取る
・すぐにローションをつけて「これ塗った方が気持ちいいよ」と言いながら切り替える
・「乾いちゃうと痛くなっちゃうから、これ使お？」と自然に提案する
強く拒絶するよりも、行動で誘導して雰囲気を保つのが上手な対応です。
まとめ
唾液ローションを断るのは、相手を否定することではなく、自分の身体と健康を大切にする行為です。
無理に合わせて炎症や感染を起こしてしまうと、後で自分が苦しむことになります。
「優しく・明るく・正直に」伝えれば、ほとんどの相手は理解してくれますよ！
自分を守るための一言は、決してわがままではありません。
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