
こんにちは、しまじろうです🐯
小さい頃の夢、みなさん覚えてますか?
おれ——いや、私は、ずっと「ラーメン屋さん」になりたかったんです。
理由は単純で、ラーメンが好きだったから。
あと、テレビで観た頑固そうなおじさんが、湯気の向こうで真剣な顔して麺を茹でてるのを見て「かっけぇ…」って思ったんですよね。
子どもながらに、あの湯気の中に“人生のドラマ”がある気がして。
でも大人になるにつれて、気づいたんです。
ラーメン屋さんって、めちゃくちゃ大変。
朝からスープ仕込んで、麺を打って、接客して、クレームも受け止めて…。
しかも「うまい」の一言がもらえるまでに、何十杯も試行錯誤してる。
子どもの頃に「夢」って呼んでたものが、大人になったら「現実」って名前に変わっていく。
でも最近ふと思ったんです。
夢って、職業のことじゃなくて、“憧れてる姿”のことなんじゃないかって。
たとえば、ラーメン屋のカウンターの奥で、
一人ひとりの「うまい」に真剣な人。
それって仕事に限らず、どんなことにも通じる生き方だなって思うんです。
もし今の自分が、誰かの一言に本気で向き合えてるなら、
それはもう「夢の中で生きてる」ってことかもしれません。
夢は“叶えるもの”じゃなくて、“続けてるもの”。
昔の自分が憧れた生き方を、形を変えて今もやってる——
そう思える瞬間があるなら、それで充分じゃないかなと。
ちなみに、今でもラーメン屋の暖簾を見るとちょっと胸が熱くなります。
あの湯気の向こうには、子どもの頃の自分がまだ立ってる気がするんです。
そして今日も思う——
「いつか、しまじろうラーメン。夢だけは、まだあったかいままで。」🍜