こんにちは、MG山田です!
先日、久しぶりに友人たちと集まって、何気ない会話からふと「仕事についてどう思う?」というテーマで語り合う時間がありました。
お酒が入っていたからなのか、はたまたそれぞれが何かしら感じていたタイミングだったのか。
いつの間にか、仕事の話が中心になっていて、気づけば数時間が経っていました。
今回はその時の会話の一部を、思い出しながら書いてみたいと思います。
「仕事って、生活のためでしょ?」
一番最初にこの話を切り出したのは、会社員のAくん。
彼は営業職で、毎日バタバタと動き回っているタイプ。
「正直なところ、生活費を稼ぐため。そこに意味とかやりがいとか求めすぎるとしんどくなる」
という言葉が印象的でした。
でもそのあとに、
「ただ、その“生活のため”っていう目的があるから、ある程度割り切れるのも事実」
とも言っていて、現実的だけど冷めきっているわけではない。そのバランスがちょっとかっこよく感じました。
「自分を表現できる場所だと思ってる」
続いて話し始めたのは、フリーランスでデザインの仕事をしているBさん。
「私にとって仕事って“自分が何者か”を外に見せられる場所って感覚に近いかも」
この言葉には、みんな「なるほどねぇ」とうなずいてました。
好きなことを仕事にしているぶん、辛いこともあるけど、「やっぱりこれでよかったと思える瞬間がある」という話に、空気が少しだけ温かくなったのを感じました。
「社会との接点」
Cさんは主婦から社会復帰したばかりの人で、いまはパート勤務。
「フルタイムで働いてた頃とは全然違う。でも今の仕事は、社会とつながっているっていう感覚を取り戻してくれている気がする」
と静かに話してくれたその表情が、なんだかとても柔らかかった。
仕事って“キャリア”とか“収入”だけじゃなくて、“社会の一員としての実感”にもつながっているんだと気づかされました。
「好きなことが仕事じゃなくてもいい」
最後にちょっと印象的だったのがDくんの言葉。
「俺、仕事はあくまで“安定装置”だと思ってる。好きなことは別でやる。そのために仕事がある」
これには、みんな意外と共感していて、「それもアリだよね」「趣味や家庭を大切にするために働くっていう考え方もあるよね」と話が広がっていきました。
“仕事=自己実現”という考えだけが正解じゃない。
むしろ、それぞれのスタイルをどう組み合わせていくかが、今っぽい働き方なのかもしれません。
仕事って、答えのないテーマだからこそ面白い
誰ひとり、まったく同じ意見はなかったけれど、どれも「なるほど」と思えるものでした。
生活のため、自己表現、社会とのつながり、趣味のための安定――
みんな違って、全部アリ。
それが仕事の面白さであり、難しさでもあるんだと思います。
年齢やライフステージによっても考え方は変わっていくだろうし、だからこそ、こうやって時々立ち止まって話すことに意味があるのかもしれません。
おわりに:時々、誰かと仕事の話をしよう
仕事について語る時間って、少し気恥ずかしさもあるけれど、心の奥にある本音がポロッと出る瞬間でもあります。
自分の働き方にモヤモヤしているとき、他人の考えを聞くだけでも、少し気持ちが軽くなったりする。
「そうか、自分はこう思ってたんだな」と気づくこともある。
だからこそ、たまには気の置けない仲間と、ちょっとだけ真面目に、仕事のことを語り合ってみるのもいいなと思いました。
あなたにとって、「仕事」とは何ですか?
答えはきっと、一つじゃなくていいはずです。
それではまた。