
スタッフのさやです(^^♪
今日のさやの紹介するアニメは
『サマータイムレンダ』です!!
舞台は和歌山県・日都ヶ島(架空の離島)。
幼馴染の”小舟潮”が溺死したと知らせを受け、
主人公の”綱代慎平”は2年ぶりに帰郷します。
しかし潮の死には不審な点が多く、
島では「影」と呼ばれる得体のしれない存在の噂が
広まっていました。
葬儀の日、潮の妹・”澪”が「影を見たら死ぬ」という
不気味な話を慎平に打ち明けます。
そこから物語は面白くなっていくのですが、
やがて慎平自身も「影」の恐怖と不可解な現象に巻き込まれていき、
そして彼は、
自分の時間を何度も繰り返す力を持っていることに気づきます。
ミステリー、タイムループ、ホラーが融合した展開の中で、
慎平は島のみんなを救おうと、奮闘していきます。
さや的イチオシポイントは、、
まず島の美しい風景と不気味な恐怖が同居する
作画が美しすぎる、、、
そして主人公の慎平が何度もタイムリープすることで
同じ出来事を経験しつつ、少しずつ選択を変えていくのですが、
仲間や敵の意外な一面が見えてきます。
「悪人だと思っていた人の裏側の事情」や
「味方の中に潜む裏切り」など人間の多面性が浮き彫りになります。
日都ヶ島という限られた空間が、逃げ場のない緊張感と
人間関係の密度を高めていて、
狭いコミュティでは、信頼と疑心が隣合わせで、
小さな社会ほど人間関係の築き方や情報の扱いが重要になっていく
のが浮き彫りになって見えます。
そして、「影」という物理的な脅威すぎる存在と同時に
人間の ”裏側” や ”もう一人の自分” の象徴のような存在、
そんな自分の自分の影と向き合うこと=自分の弱さや恐怖を直視しメタ認知すること、
このアニメの中でキャラクターの前進とは、
避けてきた自分の内面と向き合うことなんだな、と思いました。
そして季節、色合いが夏にぴったりのアニメなのでおススメです!!