接客のさしすせそ。
ご存じでしょうか。
さ 流石!
し 知らなかった!
す 凄い!
せ センス良い!
そ そうなんだ!
テンプレみたいなものです。
でも、40代、50代の女性に聞いてみると、実は知らない方多いんです。
誰も損しない、言っても損しない。ミスっても損しない。いい事ずくめなので
是非覚えていって下さい。
世の人間たちは、ほぼ100%例外なく自分の興味ある事を話したいんです。
もっと正確に言うと聞いて欲しいんです。
じゃあ相手側はどういう人が好かれるんでしょうか?
簡単ですよね。お話を聞ける人です。
一番大事な事は、話が面白い興味があるという【聞く態度】なんです。
うんうん。へー?そうなんだ?なるほど!そういう事なんだね!えー?じゃあこれはこういう事なの?
相槌です。
これが一番大事なんです。前のめりで聞く姿勢も大事です。
そこで役立つのが【さしすせそ】です。
よく見てみると、さしすせそ。全く外見に触れてないんです。
全て中身、お話についての相槌なんです。
先ほど言った通り、人間は興味のある事を聞いて欲しいんです。
かっこいい可愛い、スタイル良いとか、見た目じゃないんです。
話したいのは、褒めて欲しいのは、服だったら着こなし方なんです、考え方自体なんです。
こだわっているところなんです。許容して興味をもって認めて欲しいんです。
例を出すと
凄いセンス良い着こなし方ですよね!(許容して)
どうやって色の組み合わせ方とかコツとかあるんですか?真似したい!(興味をもって)
私そういうこだわり持っている人ってすごい好きです!カッコいいですよね!(認める)
誰だって嬉しいですよね。
自分に、自分の話題に興味をもって、食いついてくれたら嬉しいですよね。
だから、聞く力。聞く方法。
これを知っている人は人気がある=需要があるんです。
対局は人に面白可笑しく興味をもたせられる人。です。
大変ですね。尋常じゃない才能と努力が要ります。
おおよその人は、一人孤独では生きていけません。
話したい。理解して欲しい。見て欲しい。
居ても良いのだと言って欲しい。必要だと言って欲しい。
接客のさしすせそは、そういう人たちの為にある救いの言葉なんです。
言う事で、誰も不幸になりません。感謝と同類なんです。
時間とお金、体力を使って会いに来てくれます。
今一度、目の前に居るその一人の人間をキチンと向き合って見て下さい。
そして、自分にも向き合って下さい。何が欲しい、何がしたい。どうありたい。
自分にも興味をもってあげて下さいね。
怪しい自己啓発みたいになりましたが、大事なのは手法ですからね。
さしすせそ。使ってみて下さい。
店長 大森