
このブログを読んでくれているあなたへ。
それはきっと、「変わりたい!」
という心の声に耳を傾けている証拠ですよね。
「朝早く起きて勉強したいな」
「運動して健康になりたいな」
「新しいことに挑戦したいな」
頭の中ではそう思っていても、なかなか一歩が踏み出せない。
せっかく始めても三日坊主で終わり、
自分を責めてしまう。
そんな経験、あなたにもありませんか?
そして、いつの間にか「私は変われないんだ」って、あきらめていませんか?
私の失敗談―なぜ「強い意志」では変われないのか
この話を始める前に、
まずは私のちょっと恥ずかしい失敗談からお話しさせてくださいね。
大学を卒業して、
新卒で会社に入ったばかりの私は、
いわゆる「意識高い系」の典型でした。
成功者の本を読みまくって、
「よし、自分もこうなるぞ!」って、心に固く誓ったんです。
【決意したことリスト】
* 朝5時に起きて読書
* 毎日ジョギング
* 昼休みは資格の勉強
* 夜は会社の同期と交流
完璧な計画だ!って、
自分でも思いました。
最初の数日間は、充実していて。
「これが成功者の生活か!」
なんて浮かれて、
SNSに「#朝活始めました」って投稿したりもしましたね。
でも、その生活は長くは続きませんでした。
ある日、仕事で大きなミスをして、
上司に怒られました。
夜遅くまで残業して、
心も体もクタクタに。
次の日の朝、目覚ましが鳴る前に目が覚めたものの、
頭の中は「今日はもういいや…」という言い訳でいっぱい。
ジョギングシューズを見るのも嫌になり、
勉強道具にはホコリが積もっていきました。
結局、私の挑戦は三日坊主で終わってしまったんです。
そしてまた、自分の意志の弱さを責めて、
自己嫌悪のサイクルに逆戻り…。
なぜ、こんなことになってしまったんでしょう?
私はこの失敗から、ある結論にたどり着きました。
人間は、強い意志の力だけでは変われない。
なぜなら、意志の力は常に変動するからです。
仕事で疲れた日、気分が乗らない日、体調が悪い日…。
意志の力って、まるでスマホのバッテリーみたいに、
放っておくとすぐに減ってしまうんです。
そして、多くの人がこの事実を知らずに、
変わろうとしては挫折し、自分を責めている。
このブログを読んでくれているあなたには、
もうそんな苦しさを味わってほしくありません。
意志に頼るのをやめて、
代わりに「仕組み」を作り上げれば、
誰でも簡単に変われるという真実を、
これからお伝えしていきますね。
習慣こそが最強の武器!―脳の仕組みから習慣の力を知ろう
どうして私たちは、
歯磨きや顔を洗うことを毎日続けられるんでしょう?
「よし、今日も歯を磨くぞ!」って、
いちいち気合を入れる人なんて、
ほとんどいませんよね。
それは、歯磨きがすでにあなたの生活に深く根付いた習慣だからです。
この習慣の力は、
実は脳の仕組みと深い関係があります。
脳科学では、習慣は「自動化された行動」だと考えられています。
私たちの脳には、
「大脳基底核(だいのうきていかく)」っていう部分があります。
この部分が、一度身についた習慣的な行動を覚えて、
無意識のうちに実行してくれるんです。
新しいことを始めるときは、脳の別の部分がフル稼働して、
たくさんのエネルギーを使いますが、習慣化された行動は、
この大脳基底核が処理してくれるので、ほとんどエネルギーを使いません。
つまり、習慣とは、脳の省エネシステムってわけですね。
この習慣の力を味方につければ、
あなたはもう意志の力に頼る必要はありません。
一度習慣にしてしまえば、
あとは自動運転で目標に向かって進んでいけるんですよ。
成功へのロードマップ―「小さすぎる習慣」の作り方
「よし、習慣の力を使ってみよう!」って思っても、
「何をすればいいかわからない」
「結局、続けられるか不安だな…」って
感じるかもしれませんね。でも、大丈夫です!
これからお伝えする「小さすぎる習慣の作り方」は、
誰でも、そして絶対に失敗しない方法ですから。
ステップ1:目標を「小さすぎる」まで分解する
「毎日1時間勉強する」っていう目標は、
今のあなたにとってちょっと大変かもしれません。
これを「小さすぎる」まで分解してみましょう。
「毎日1時間勉強する」
↓
「毎日1ページだけ本を読む」
↓
「毎日、本を開く」
どうですか?
「本を開く」ことなら、どんなに疲れていても、
気分が乗らなくてもできそうな気がしませんか?
この「小さすぎる目標」こそが、
成功への大切な第一歩なんです。
ステップ2:既存の習慣と組み合わせる「アンカー習慣」の活用
新しい習慣を定着させるには、
すでにあなたの生活に根付いている習慣にくっつけるのが効果的です。
これを「アンカー習慣」と呼びます。
たとえば、こんな感じです。
* 朝、コーヒーを淹れたら、ついでに今日の目標を1つ書き出す
* 夜、歯を磨いたら、ついでにストレッチを5分だけする
* 電車に乗ったら、ついでに英単語を3つだけ覚える
こうやって、すでに習慣になっている行動と紐づけることで、
新しい行動を忘れずに、
スムーズに生活に取り入れることができますよ。
ステップ3:成功したら「ご褒美」をあげる
小さな習慣ができた日には、自分にちょっとしたご褒美をあげましょう。
* 「腕立て伏せを1回したら、大好きなチョコレートを1粒食べる」
* 「5分だけ勉強したら、好きな音楽を聴く」
こうやって、習慣と「楽しい気持ち」を結びつけることで、
脳は「この行動は良いことだ!」と覚えてくれます。
ご褒美は、習慣化をどんどん加速させてくれる強力なツールなんです。
挫折を乗り越えるための3つの考え方
それでも、習慣が続かない日もあるでしょう。
人間ですから、忘れる日もあれば、
疲れてできない日もあります。
そんなとき、どうすればいいのでしょうか?
考え方1:失敗しても「自分を責めない」
もし習慣が続けられなくても、
絶対に自分を責めないでください。
「ああ、やっぱり私には無理なんだ」って
自分を責めてしまうと、
脳は「新しいことを始めるのは、つらくて苦しいことだ」って学習しちゃいます。
大事なのは、
「まあ、今日はできなくても仕方ないか。明日からまたやればいいさ」って、
サラッと受け流すことです。
完璧を目指す必要はありません。
毎日、1日だけ継続できれば十分ですよ。
考え方2:「行動記録」で自信を育てる
習慣化アプリや手帳を使って、
できたことを記録してみましょう。
日付:7月10日
行動:本を1ページ読む
感想:今日もできた!
毎日「できた!」ことを記録することで、
あなたの心には「自分はできる!」って
いう小さな成功体験が積み重なっていきます。
この成功体験こそが、あなたを次の一歩へと導いてくれる大切な力になりますよ。
考え方3:環境を味方につける
意志の力に頼るのではなく、
周りの環境の力を借りちゃいましょう。
* 勉強したいなら、デスクの上には勉強道具だけを置く。
* 運動したいなら、目につく場所にランニングシューズを置いておく。
このように、「行動せざるを得ない環境」を
わざと作り出すことで、習慣化はぐっと楽になります。
小さな習慣がもたらす、人生の劇的変化―「複利の力」を味方につける
「たった5分で何が変わるの?」って思うかもしれません。
でも、小さな習慣は、まるで銀行の複利のように、
少しずつ、でも確実にあなたの人生を豊かにしてくれます。
1日5分の読書は、1年後には約30時間。
これは、本を何冊も読める時間です。
1日1回の腕立て伏せは、1年後には365回。
最初は1回しかできなかったあなたも、
いつの間にか10回、20回とできるようになっているはずですよ。
この「小さな成功体験の積み重ね」が、
あなたの自己肯定感を少しずつ育てていきます。
「自分はできる」「やればできるんだ」という自信は、
あなたの心を強くし、
やがて「もっと大きなことにも挑戦してみよう!」という気持ちに変わっていくんです。
このブログを読み終えた今、
あなたはもう「変われない」とあきらめる必要はありません。
あなたには、自分を変える力が必ずあります。
その力は、強い意志の中にあるんじゃなくて、
日々の「小さな習慣」の中に隠されているんです。
まずは「小さすぎる一歩」を踏み出してみましょう!
* 今日、本を1ページだけ読む
* 朝起きたら、コップ一杯の水を飲む
* 夜寝る前に、今日あった良いことを1つだけ書き出す
どんなに小さな一歩でも大丈夫。
その一歩が、あなたの人生を大きく変える最初の一歩となるでしょう。
あなたの未来は、
あなたが思っているよりも、ずっと輝いていますよ!