
こんにちは、スタッフの田中です。
心を整えることって、本当に大事ですよね。
僕も以前は「あれもこれもやらなきゃ!」って焦って、
いつも心の中がゴチャゴチャでした。
でも、あるきっかけで心を整理する方法を学んでから、
毎日がすごくラクになったんです。
今回は、そんな僕自身の経験も交えながら、
誰でも今日から始められる「心の整理術」を、
3つの習慣にまとめてみました。
突然ですが、あなたはこんな風に感じたことはありませんか?
- やるべきことが多すぎて、何から手をつけていいか分からない
- イライラしたり、モヤモヤしたりすることが増えた
- 昔はもっと楽しかったはずなのに、最近は疲れやすい
これ、全部かつての僕なんです。
毎日、仕事に追われて、
家のこと、趣味のこと、人間関係のこと…
頭の中はいつもタスクと悩みの山。
まるで、部屋の中に物をどんどん放り込んで、
足の踏み場もなくなったような状態でした。
「このままじゃいけない!」そう思って、
色々な本を読んだり、試したりする中で、
たどり着いたのが、今回お話しする3つの習慣です。
難しいことは一切ありません。
すぐに始められることばかりです。
さあ、心のゴチャゴチャを片付けて、
スッキリ軽やかな自分になりませんか?
習慣①:心の「見える化」をしよう
心の整理をするって言われても、
「心って目に見えないからどうすればいいの?」
って思いますよね。
そうなんです。
だからこそ、まずは心の状態を
「見える化」することが第一歩なんです。
見える化するための超簡単なステップ
1. ノートとペンを用意する
スマートフォンやパソコンでもOKですが、
手書きの方が心の声と向き合いやすいのでオススメです。
2. 今、頭の中にあることを全部書き出す
仕事のタスク、今日買うもの、気になっていること、
人間関係の悩み、漠然とした不安…
本当にどんなことでもいいんです。
「あれ、夕飯何にしようかな」とか、
そんな小さなことでも大丈夫。
ポイントは「判断せずに、ただ書き出す」こと。
「これは大したことないから書かなくていいや」と思わずに、
とにかく全部吐き出すつもりで書き出してみてください。
僕も最初、「こんなこと書いても意味ないかな…」
って思っていました。
でも、いざ書き出してみると、本当に驚きました。
仕事のタスクが10個、連絡しないといけない人が5人、
読みたい本が3冊、やりたい勉強が2つ…
頭の中ではごちゃごちゃに混ざっていたものが、
書き出すとスッキリと分類されていくんです。
まるで、散らかっていた部屋の中の物を、
いったん全部床に出して、何があるのかを把握するような感覚です。
この作業で、
「あぁ、自分はこんなにたくさんのことを抱えていたんだな」と、
客観的に自分を見つめることができます。
そして、この「見える化」をするだけで、
頭の中が少し軽くなるのを実感できるはずです。
失敗談から学ぶ「見える化」のコツ
失敗その1:完璧にやろうとして挫折
最初は「毎日欠かさずやろう!」と意気込んでいました。
でも、忙しい日が続くと、ついサボってしまって、
「もうダメだ…」と諦めてしまったことがあります。
教訓:完璧じゃなくていいんです。
モヤモヤした時、イライラした時、気が向いた時だけでOK。
週に1回、月に1回でも、やらないよりは断然マシです。
失敗その2:ただ書き出すだけで終わってしまった
書き出すだけでは、タスクの山が紙に移動しただけで、
結局何も解決しない…そんな時期もありました。
教訓:書き出した後が大事!
「見える化」は、あくまで心の整理の「準備」です。
次の習慣と組み合わせることで、
さらに効果を発揮します。
習慣②:「今、できること」に絞り込もう
心の状態を「見える化」できたら、
次は「絞り込み」の作業です。
書き出したタスクや悩み事を前にして、
「うわ、こんなにある…」と圧倒されてしまうかもしれません。
でも大丈夫。一気に全部をやろうとしなくていいんです。
ここで大切なのは、「今、この瞬間にできることは何か?」を
考えることです。
絞り込みのためのシンプルなルール
1. 「今すぐできること」を色ペンで囲む
「メールの返信」「お風呂掃除」「今日の献立を考える」など、
5分以内にできるような小さなタスクを色ペンや蛍光ペンで囲ってみましょう。
2. 「今じゃないとできないこと」に優先順位をつける
締め切りが近い仕事や、今日中に連絡しなければいけないことなど、
やるべきタイミングが決まっているものをリストアップします。
3. 「しばらくは考えなくていいこと」を別の場所に移動する
「いつかやってみたいこと」や「漠然とした悩み」など、
いますぐ対処する必要がないものは、
別のページや別のノートにまとめてしまいましょう。
この作業をすることで、頭の中がさらに整理されます。
「この大きなタスクは、まずこれをやってから取り掛かろう」とか、
「この悩みは、今は考えてもどうしようもないな」と、
やるべきことと、そうでないことがハッキリと分かれていくんです。
僕は以前、締め切りがまだ先の仕事と、
今日やらないといけない用事がごちゃごちゃになって、
頭の中がパンク寸前でした。でも、この絞り込みを始めてから、
「今日はこれとこれをやればOK」と、
その日やるべきことが明確になり、
無駄な焦りを感じることが少なくなりました。
失敗談から学ぶ「絞り込み」のコツ
失敗その1:「いつかやる」がどんどん溜まっていく
「いつかやる」リストを作っても、
結局そこには手をつけず、
タスクが溜まり続ける…ということがありました。
教訓:「いつかやる」リストは、
定期的に見直す時間を作ることが大切です。
1ヶ月に1回でも、見直す日を決めておくと、
本当にやるべきことなのか、
もう必要ないことなのかが分かります。
失敗その2:完璧な優先順位をつけようとして動けなくなる
「どれが一番重要か…」と、
悩んでいるうちに時間が過ぎてしまい、
結局何も手につかない、ということも。
教訓:完璧な優先順位なんて、
最初からつけなくて大丈夫。
とりあえず「これかな?」と思うものから手をつけてみて、
違和感があれば途中で変えればいいんです。
習慣③:小さな「できた」を積み重ねよう
心の整理ができて、
やるべきことも明確になったら、
最後は「行動」です。
でも、「よし、やるぞ!」と
気合を入れすぎなくても大丈夫。
大切なのは、「小さな一歩」を踏み出すことです。
小さな「できた」を作るための工夫
1. 「10分ルール」を取り入れる
「よし、これをやろう!」と思ったことに対して、
「とりあえず10分だけやってみる」というルールを決めてみましょう。
部屋の片付けなら「とりあえず10分だけ床に落ちているものを拾う」、
仕事なら「とりあえず10分だけ資料に目を通す」。
不思議なもので、10分やってみると、
そのまま集中して続けられることがほとんどです。
2. 「できたこと」を記録する
その日の終わりに、今日できたことを3つ、ノートに書き出してみましょう。
「お風呂掃除ができた」「メールを返信できた」「家族とゆっくり話ができた」など、
どんなに些細なことでもOKです。
この記録をすることで、
1日の終わりに「今日も何もできなかった…」と落ち込むことがなくなります。
「今日もちゃんと前に進めたぞ!」と、自分を肯定できるようになります。
僕は以前、「もっと大きな成果を出さなきゃ!」と、
無意識のうちに自分にプレッシャーをかけていました。
でも、なかなかうまくいかずに、自己肯定感が下がっていくばかり…。
そんな時に、この「小さなできた」を積み重ねる習慣を取り入れてみました。
最初は「こんなこと、できたことって言えるのかな?」って思っていました。
でも、毎晩寝る前にノートにできたことを書き出していくと、
「あれ?僕って結構頑張ってるじゃん!」って思えるようになったんです。
大きな成功じゃなくても、日々の小さな「できた」が、
心の自信に繋がっていく。このことに気づいてから、
僕の心は本当に軽くなりました。
失敗談から学ぶ「小さなできた」のコツ
失敗その1:他人の「できた」と比べてしまう
SNSでキラキラした人を見て、
「あの人はこんなにすごいことをやっているのに、僕はたったこれだけか…」と、
自分を卑下してしまったことがあります。
教訓:比べるのは、昨日の自分だけ。
過去の自分よりも、少しでも前に進めたら、
それは大成功なんです。
失敗その2:「できたこと」を当たり前だと思ってしまう
「朝起きられたこと」や「ご飯を食べられたこと」など、
当たり前だと思ってしまうと、
「できたこと」がどんどん減ってしまいます。
教訓: 当たり前だと思っていることも、
実はすごいこと。一つ一つを丁寧に拾い上げて、
自分自身を褒めてあげましょう。
最後に:心を整理することは、自分を大切にすること
今日お話しした3つの習慣、いかがでしたか?
どれもすごくシンプルで、
今日からすぐに始められることばかりですよね。
心を整理するって、決して難しいことではありません。
大切なのは、「自分の心に、きちんと向き合う時間を作ってあげること」。
忙しい毎日の中で、つい自分を後回しにしてしまいがちですが、
心のゴチャゴチャを放置していると、
いつか本当に動けなくなってしまうかもしれません。
だからこそ、まずはこの3つの習慣を、
無理のない範囲で、少しずつでもいいから始めてみてください。
きっと、あなたの毎日が、今よりもっと明るく、軽やかになるはずです。
心の整理は、自分自身を大切にすること。
さあ、今日から一緒に、新しい一歩を踏み出してみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!