
高知で働き始めてから、気づけばもう4ヶ月が経ちました。
最初は、これまで馴染みのなかった土地での新生活に少し不安もありましたが、日を追うごとにその魅力に触れる機会が増え、今では毎日がとても充実していて、「ここに来て本当によかった」と心から感じています。
🌿高知の“人”と“空気”の温かさ
まず最初に感じたのは、高知の人の温かさです。
地元の方々はとても親切で、初対面でもあたたかく接してくださる方が多く、人との距離が近いのが印象的でした。
地域のイベントに参加したときも、「どこから来たの?」と声をかけてくださる方が多く、すぐに輪の中に溶け込むことができました。
その自然なコミュニケーションの心地よさに、何度も救われています。
街の雰囲気もどこかのんびりしていて、時間がゆっくりと流れているような感覚があります。
都会の忙しさに比べると、心に余白ができるような、そんな静かな幸福感に包まれる毎日です。
💰暮らしやすさを実感する生活コスト
実際に生活を始めてみて驚いたのが、物価の安さです。
家賃も都市部に比べて手頃で、日々の生活費も抑えられるため、精神的にもかなり余裕を持って暮らすことができています。
スーパーで売られている野菜や魚も新鮮でリーズナブルなので、健康的で豊かな食生活を無理なく送れるのも、高知での暮らしの大きな魅力のひとつだと感じています。
🍽️高知の“食文化”に感動の連続
高知の魅力を語る上で外せないのが、やはり“食”です。
なかでも有名なカツオの「藁焼きたたき」は、一口目から衝撃でした。
藁の香ばしい香りをまとった表面、しっとりとしたレアな中身、それににんにくと特製のタレを合わせれば、まさに至福の味わい。
シンプルながら奥深く、一度食べたら忘れられない逸品です。
でも、高知の食はカツオだけではありません。
新鮮なゆずを使ったポン酢やドレッシング、地元で採れるしょうがやナスなどの野菜は、味が濃くて香りも豊か。
特に印象的だったのは、爽やかな甘みとみずみずしさを兼ね備えた**文旦(ぶんたん)**です。
旬の時期にはスーパーや直売所に山積みになっていて、ついつい毎日のように手が伸びてしまいます。
さらに、四万十ポークや土佐あかうしといったお肉のブランドもあり、どれも地元の飲食店で気軽に楽しめるのが嬉しいところ。
食材そのものの魅力はもちろん、料理として提供される一皿一皿にも、地元の誇りと愛情が詰まっているように感じます。
🛍️市場と日常がつながる場所
観光名所として有名な「ひろめ市場」も、実際に訪れてみるとその魅力に納得。
観光客で賑わう中にも、地元の人がふらりと立ち寄る雰囲気があり、まさに地域に根付いた“食と人の交差点”といった印象です。
また、地元の小さな居酒屋や定食屋さんもそれぞれ個性があり、気取らずに絶品料理を味わえる場所ばかり。
外食ひとつとっても「次はどこへ行こうか」とわくわくできる、そんな日常がとても贅沢に感じられます。
🌄自然とともにある暮らし
高知の魅力は、食だけにとどまりません。
車を少し走らせれば、すぐに清流・四万十川の美しい風景に出会えますし、太平洋を一望できる海岸線も本当に見事。
週末にはちょっとしたドライブやハイキングで、自然の中に身を置くことができる環境が整っていて、心と体がすっと軽くなります。
✨最後に
人のあたたかさ、暮らしやすさ、そして食や自然の豊かさ――
どれもが私の生活に心地よく溶け込み、毎日を豊かにしてくれています。
これからもこの地で、たくさんのことを感じ、学び、楽しんでいきたいと思っています。