🛑 第4部:営業停止・許可取消の実態
行政処分はどう進むのか
改正風営法後、スカウト関連違反や無届け営業に対する処分は厳格化。
一度の違反でも営業停止・許可取消に発展するケースがあります。
行政処分は「警察の捜査 → 行政判断 → 処分執行」の順で進行。
処分は累積評価(過去の指導歴・是正状況)も加味され、一発退場となる事案も珍しくありません。
📋 行政処分の標準フロー(スマホ向け要点)
- 通報・兆候把握:SNS/苦情/他事件からの波及で端緒を掴む
- 内偵・臨検:覆面確認や臨店で実態把握(記録・領収書・端末確認)
- 任意聴取・差押え:関係者ヒアリング/データ・現金の押収
- 違反事実の整理:スカウト報酬の授受/無届の立証
- 行政処分通知:弁明機会付与→正式決定
- 処分執行:標識掲示・営業停止/悪質は許可取消
🚨 よくある違反と処分の目安
- スカウトバック(紹介料支払い):営業停止〜許可取消(反復・組織性で加重)
- 無届け営業・無許可変更:即時停止〜許可取消(悪質は刑事立件)
- 粘膜接触等の禁止違反:営業停止/常習・組織で取消
- 従業者名簿・顧客管理不備:指導→改善命令→未是正で停止
💥 処分がもたらす“現実的ダメージ”
- 売上ゼロ化:停止期間中の固定費(家賃・人件費・広告)が重くのしかかる
- プラットフォーム凍結:検索サイトや広告出稿の停止・掲載拒否
- 採用難:実名報道・風評で応募激減/既存女性の離職
- 再開困難:許可取り直し・保証人/物件の再審査で長期化
👩💼 働く女性への波及
・勤務先が停止→シフト消滅・収入途絶
・関係者としての聴取・出頭要請(心理的負担)
・掲載停止により指名履歴・レビューが消失し再起に時間
🛡 予防=お店選びの正解
✅ 風営法の届出・許可番号を公開(店頭・サイト)
✅ スカウトゼロ/紹介料禁止を明記(誓約運用)
✅ 粘膜接触なし・完全ソフトのルールを掲示
✅ 顧客管理・防犯体制(身分確認/要注意客共有)
✅ 日報・勤怠・報酬をデジタル記録(未払い防止)
🏢 当グループのコンプライアンス宣言
- 熊本県公安委員会へ正式届出済
- スカウト・紹介料 完全排除(自主応募のみ)
- 完全ソフト/粘膜接触なし/責められ行為なし
- 顧客管理・防犯・衛生ルールの標準化と教育
- 違反兆候の内部通報窓口と即時是正プロトコル
📣 10/25 デリバリー型 姉妹店
「ごほうびSPA 熊本店」GRAND OPEN
公安届出済・全顧客登録制で、女性の安全を最優先に運営します。
📢 次回予告|第5部:実名報道のリスク
摘発後の「実名報道」がもたらす影響を、
具体例とともに解説します。