2017
03.09

【3月のオススメ映画】答えを探しに、主人公と共に人生の冒険へ

人生のなかで、壁に当たって苦悩することは度々あります。そんな時は、自分と同じ境遇、あるいは同じ悩みを抱える主人公の物語を見てみませんか。解決への糸口が見つかるかもしれません。今回は、壁に当たって悩み、苦しみ…しかし、最後には自らの結論を見出す主人公たちの物語をピックアップしました。

大きな宿命を抱えた少女が大海原へ「モアナと伝説の海」 3/10公開

2017年ディズニー映画の第一弾にあたる「モアナと伝説の海」は、南国と海を舞台にした冒険ファンタジーです。

主人公のモアナは、族長の娘であり次期リーダーとして期待されている16歳の女の子。ちょっぴりプレッシャーを感じながらも、期待に応えようと頑張っています。そんなモアナに託されたのが、なんと【世界の命運】。女神の“心”を取り戻し、世界を闇から救わなければならないのです。愛する人々を守るため、半神半人のマウイやニワトリのヘイヘイと共に、モアナは雄大な海の冒険へと繰り出します。

大きな宿命を背負った少女が、悩み傷つきながらも自分の心に従い道を切り開いていく姿は、悩みを抱えるすべての女性の励みになるはずです。

なぜ“彼”だったのか「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」 3/25公開

スキー事故でケガを負ったトニーは、医師に「ヒザの痛みは心の痛みと連動する」と告げられてしまいます。思い当たる節のあったトニーは、元夫・ジョルジオのことを思い浮かべ、彼との情熱的な日々を振り返ります。

ジョルジオはレストラン経営者ながら、いつも美女をはべらせパーティ三昧の男性。結婚後も、元カノ問題に借金、さらには別居に不倫と問題が起きるのですが、彼は変わろうとしません。トニーは、ジョルジオの不祥事と態度に心を疲弊していくのですが…。

トニーがジョルジオとの出会いから別れの十年を振り返りながら、「どうして彼を愛したのか、彼とすれ違ったのか、別れられなかったのか」、愛を模索する物語です。トニーが見出した、ジョルジオとの愛は…。二人はどうなるのか。そして、“愛”とは何かを考えさせられる作品です。

自分を探すシャロンの半生「ムーンライト」 3/31公開

今年度アカデミー賞で作品賞を受賞し、ますます注目されている「ムーンライト」。その理由は、本作が人種・年齢・性別を超えた純愛の作品だからです。

主人公のシャロンは、あだ名をリトルと呼ばれる内気な男の子。学校ではいじめられ、家では麻薬中毒者の母親がいて「自分の居場所」なく、同級生のケヴィンだけが唯一の友達でした。それは高校生になっても変わらず、シャロンはケヴィンに友人以上の気持ちを抱くようになります。

しかし、学校でのある事件がきっかけで、リトルと呼ばれたシャロンは身体を鍛え上げ、屈強な大人の男へと変わってしまいます。と同時に、弱かった自分から脱却して心にも厚い鎧をまとうのです。そんなシャロンの元に、料理人となったケヴィンから連絡が。動揺しながらも、ケヴィンに会いに行くシャロン……。

物語は、シャロンの少年期から30代前半までの青年期を3人の俳優が演じています。自分の気持ちを隠すシャロンの複雑で抑圧された心を、それぞれ違和感なく、イメージを損なうことなく演じきっています。私たちは、3人の役者を通してシャロンという人間の半生を見るのです。

人生という旅路で、シャロンが見つけた自分の居場所、存在価値…アイデンティティとは。