
20代の時、恵比寿のそこそこの高級店で働いていた時の話
その店は店舗型イメクラで部屋は1番~10番までの計10部屋あるお店だった
バックヤードには「本指名ランキング表」は張りだされている、なかなか厳しいお店でした。
そのランキング表の一番左には「ナナさん」という30代後半のおばさんの名前が常位あったのだ。
そのナナさんは特別待遇で一番広い7番の部屋を専属で使用していたのである。
そんなナナさんは誰かと喋ったりするタイプではなく「一匹狼タイプ」の嬢で、真黒でロングヘアーの女性だった。
当時の私には「貞子みたいなただのおばさん」と闘争心を燃やしていたのだ((+_+))
何故か私はそのナナさんを追い抜いてナンバーワンになってみたい欲が爆発し、日々本指名を取る為にがむしゃらに働いた!
そんな状況が2年つづいたある日、突然ナナさんが退店したのだった!
衝撃的だった!
その次の月に私がランキング表の一番左になったのだ!
念願のナンバーワンになったのだ!
7番の部屋を使用する様になった私
でも、ナナさんを追い抜けなかった悔しさや虚無感に包まれ…
全く嬉しくないナンバーワンだった!
そんな状態で仕事をしている自分にも、嫌気がさし
私もその店を去ってしまった((+_+))
「ナンバーワンになる」ってどういう事なんだろうか?
ナナさんを追いかけている時の自分が一番輝いていたんではなかろうか
そんな経験から今のファーストコールがあるのかもしれない
ナンバーワンよりオンリーワンがいいと!
今日はちょっとシックなブログになりましたな(笑)
私の中の永遠のナンバーワンのナナさん!彼女をもっと知りたかった(笑)