世界がまだ、「柔らかさ」という名の救済を忘れていた頃の話です。
それは、僕が新潟の雪原で、あまりの寒さに自分の鼻水がダイヤモンドへと相転移し、
それを売って一攫千金を狙おうかと真剣に画策していた冬の日のことでした。
当時の新潟は、あまりにも「寒く・硬かった」。
アスファルトは冷徹に凍りつき、
人々の心は日々の労働と
「確定申告」という名の悪魔の儀式によってカサカサに乾ききっていました。
このままでは、新潟県民の自尊心は、
「冬休みの宿題を最終日まで放置して絶望している小学生の心」
のように粉々に砕け散ってしまう。
僕は一人、信濃川のほとりで
「これはもう、戦争なのだ」
と呟いていた。
その時です。
空を裂くような轟音と共に、宇宙(そら)から
「巨大な桃」……ではなく、「銀河系で最も包容力のある球体」
が落下してきたのです。
後に 「おっぱいビッグバン」 と呼ばれるこの事象こそが、
オーパイ誕生の瞬間でした。
落下地点から現れたのは、光り輝く女神ではありません。
現れたのは、 紳士のような出で立ちの男 と、 音もなく移動する数人の忍者たちでした。
彼らは僕に言いました。
「男のサンクチュアリ(聖域)を作れ」
彼らは、現代社会という砂漠で干からびそうな男たちに、
癒しと悦びを提供するために組織された、 やさしさの擬人化集団だったのです。
「なぜ、新潟なのですか?」
忍者は無言で、凍った地面に転がる「カエルの置物」を指差しました。
「新潟の寒さは、男たちを孤独にする。
孤独は彼らを“下りエスカレーター”に乗せる。
我々はここで、巨乳という名の後天的に入手不能な才能を活かした、
世界を構築するのだ」
なむさん!
その瞬間、僕の脳裏には、 15年前に失踪したモモンガのモモちゃんの思い出と、 フィリピンパブで怒鳴っていた母親の姿がフラッシュバックし、 気づいた時には契約書に判を押していました。
こうして、「巨乳は才能だ」という鉄の掟を掲げたオーパイが、 新潟の地に産声をあげたのです。
あれから数年。
今やオーパイは、単なる店ではありません。
「他者理解は最強の武器」
という哲学を実践する、現代の騎士団なのです
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