
後輩たちは
それぞれ
辞めていたのですが
石川は
コロナのときに
転勤先の店がつぶれ
その後、消息は不明に。
片や
前田(仮)は銀座で修行し
立派なすし職人になってました。
たまたま
インスタで見かけたのですが
世界的に有名な
ミュージシャンと
写真をアップしたり
大物政治家のすしを握るなど
見違えるほど活躍をしております。
愚痴
ひがみを吐く石川。
うざいくらい
ポジティブな前田。
自分が吐く言葉は
自分に返ってくる。
返ってきた言葉で
その先の人生が変わる。
彼らを見ていると
つづづくそう思います。
前田(仮)はこんなこと言ってました。
本当に調子が悪いときでも
人には絶対調子悪いと言わない。
逆に絶好調のときは
人には絶好調といってはいけない。
そう教え込まれたと言います。
調子というのは
言う
周る
子(子は自分を指す)
その調子が良い、悪いと
言った言葉が廻って自分に返ってくる。
絶好調は
好調を”絶つ”と書き
自分で好調を絶する意味合いになる。
だから自分から
絶好調ですとは言わない。
前田。お前は
ゴルゴ松本
みたいなことを言うなぁ。
たまに
救いようのない
ネガティブな人間がいます。
そういった人たちには
おぼえてほしい言葉があります。
前田から教わりました。
「だからこそ」
”だからこそ”という言葉は
どんなネガティブな言葉も
ポジティブに変えてしまうパワーがあります。
どうせ私なんて
〇〇なんだ。
「だからこそ」
わたしって本当に〇〇だ
「だからこそ」。
こんな具合に
どんなに
うまくいってなくても
「だからこそ」を使えば
次に進むことができるのです。
いつのまにか
有名人と肩を並べて
インスタに
載せるまでになってしまった
後輩の前田。
もはや
別次元の存在。
あんとき
もっとお前と仲良くして
おけばよかったと思うよ。