
一の矢、
二の矢というお話があります。
ある時、
一人の弟子がお釈迦様に
こう尋ねました。
「悟りを開いた人と
そうでのない人の違いは何ですか?」
お釈迦様は
”一の矢”は受けるが、
”二の矢”は受けない。
と答えたというお話です。
これは
どういう意味かというと、
たとえ悟りを
開いた者でも
人間である以上は
病気をしたり
嫌な出来事に
遭遇することはあります。
※一の矢は受ける
しかし、
それによって
苦悩することはない。
※二の矢は受けない
一の矢というのは
病気や事故、他人や
自分ではどうすることもできない
嫌な出来事を指します。
それ以外にも
親
生まれた国
容姿
天気
生理反応
過去
などがあげられます。
二の矢は
一の矢の
変えられない出来事を
どう解釈するか
※自分でコントロールできるもの
という意味です。
人間の悩みや
生きづらさというのは
この「二の矢」によって
もたらされていることが
ほとんどです。
筆者は今でも
高い鼻にあこがれてます。
鼻を触る癖が治りません。
おかげで
鼻が曲がった
ボクサーみたいになってます。
続く。