
続き。
性欲。
人間、生きる上で
欲というものがあって
大きな欲といえば
食欲
睡眠欲
そして
性欲だと言われてます。
われわれ
風俗業界では
三大欲求である
性的欲求の商売です。
筆者は
どちらかといえば
性欲は強い方だと思います。
普通は
年を増すごとに
性欲も落ち着くみたいですけど
筆者はその気配はありません。
時々
自分の性欲に
嫌気がさすときがあるくらいです。
そのむかし、
風俗で散財してた
時期がありました。
欲に任せて
稼いだ給料のほとんどを
風俗に使ってました。
それどころか
この性欲のおかげで
消費者金融まで手をだしてしまいました。
今は
さすがに
風俗に行くことは
なくなりましたが
思いかせば
愚の骨頂です。
富と名誉を得た男が
女との
不祥事で身を滅ぼすのを見ていると、
性欲に翻弄される
男のさがを哀れに感じます。
己もそうでしたからね。
とはいえ、
我々は
男性の下半身を相手にする
商売ですから
男たちが性欲に対して
もっと素直に従ってもらわんと
困ります。
ここ長岡は客入りの
寒暖差が激しい地域です。
来るときは
集中するし、
来ない時は
びっくりするほど来ません。
もらっている給料は
毎月同じ額なのに
なぜ
繁忙期と閑散期があるのか。
この前
飲み屋で知り合ったサラリーマンに聞きました。
そのサラリーマンは
こういいます。
単純に遊ぶ時間がないから。
会社勤めの人間は
どうしても
忙しい時期があるそうで。
それが
我々でいう閑散期に当たります。
たとえ
遊び代が半額だろうが
それ以下だろうが
行かない。
と
はっきり言うサラリーマン。
なるほどね。
つまり
我々の繁忙期ってのは
世のサラリーマンが暇で
閑散期と言われる時期は
サラリーマンの皆さんが
忙しいってことなんですね。
寝る時間すら
余裕で削って欲に従順な筆者。
明日の事より
この瞬間の性欲を優先する愚者。
やっぱり
世の中の人たちって
ちゃんとしているなぁ。