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バレンタイン裁判 by関くん

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皆さんこんにちは(*^^*)
本日の「岡山店ブログ」、担当の関くんです



皆さんは
・何かを説明するとき

何を考えて、どうその景色が思い浮かんで、どんな説明の仕方をしますか?


人は何かを思い出して
それを言葉にして説明している時に
無意識に「空気」を出します


そんな「空気」は
誤魔化しを許しません。





バレンタイン

いつの間にか
「女性が男性にお菓子を渡すイベント」
になりました

昔は
「女性が好きな男性へプレゼント」
だったはずが
今や軽くお菓子を異性に渡すだけのイベントに


でも
それでも意味だけはなぜか残る

渡したということは好意
好意と思われたくないから渡さない

そんなたくさんの解釈だけが利用され

謎のよくわからない
勘違いだけを生み出すイベントへと進化しました。




ここ関ちゃん家でも
その謎の解釈
だけが生き残り

そしてそれが地獄の勘違いを生み出しています。





これはそんな地獄を
僕なりに日記として記したブログです。














2/13(金) 
時刻は20時過ぎ


仕事が終わって家に帰ると
妻は少しニコニコとほほ笑んだお顔で
でも完全に笑っていない目で玄関にやってくる


妻「おかえり」ニコニコ
僕「ただいま」


どうして今日はこんなに彼女はニコニコしているのだろう
何があったんだろう
この人の考えていることは相変わらずわからん

そんなことを考えていました


妻「今日はバレンタインのプレゼントを職場でもらえる日ですね」ニコニコ
僕「あーそうじゃねえ!たしかに、もらったわあー」


ここで僕は地雷を踏んだことに気づきます

あっ、余計な事しゃべったわ俺


妻「既婚者なのにバレンタインでお菓子をもらえるんですね」ニコニコ
僕「まあこういうのは、イベントじゃしね!」
妻「イベントなら何をしても許されるんですね?」ニコニコ
僕「そういうわけじゃないよ、分別は必要ですよね!」
妻「私がじゃあ職場で既婚者の男性にチョコを渡していたらどう思いますか?」ニコニコ
僕「うーん、まあこういうのって文化じゃん、女の子が男の子にお菓子を渡すっていうイベントよ( ^^) 」
妻「そうなんですね」


妻の顔から笑顔は消えました。

それから僕と妻の無言の空間が5秒ありました。


妻「じゃあとりあえずですけど」
妻「机の上に今日もらったお菓子をすべて置いてください」

僕「え?」

妻「イベントですもんね?」
妻「堂々としてください」
妻「イベントなんですから明るくいきましょう」
妻「早く全部出してください」


はじまりました。
スタートです。
完全に僕は彼女にとっての地雷を踏みました。

いったい何が地雷なのか
それはいまだにわかりません
でもすべての準備は整いましたww


きっとそもそも
僕が家に帰ってきた時点で
彼女はスイッチが入っていました。

やけに不自然な笑顔
やけに話しかけてくる感じ
やけに優しい妻を装うように頑張っている感じ

このパターンは確実に地獄が確定しています。


さあ始めましょう。




僕「えーなんか、、うんわかった」
妻「なんで今逃げようとしたんですか?」ニコニコ
僕「逃げてません」
妻「なんの言い訳をしようとしたんですか?」ニコニコ
僕「チガイマス」
妻「私は別に難しいことを言っていませんよ」ニコニコ
妻「私が言っていることはシンプルです」ニコニコ
妻「今日職場でもらったお菓子を机の上に出してください。これだけです」ニコニコ



完全に終わっています。
もうつんでます。
何をしてもダメです。
もうここまで彼女は予想していたのでしょう。
あいつが帰ってきたら優しくいって油断させてすべてをさらけ出させる
あいつがそれに気づいて逃げようとしたら圧力で追い込む

もうすべて彼女のストーリーの中でしょう。



僕はもう抵抗するのをやめました

しっかりとカバンからお菓子をすべて出しました。



①チョコブラウニー
②モンブラン
③抹茶サンドクッキー



上記3点を机の上に提出しました





妻「いいですね、今年は3人ですか。」
妻「あとは家に帰る前に食べたか隠したんですね?( ^^) 」
僕「これが全部です」
妻「どれが本物?」
僕「え?」
妻「どれが一番うれしいプレゼント?」ニコニコ
僕「うーん」
妻「悩む余地があるんですね?」ニコニコ
僕「勘弁してください。」
妻「バレンタインはイベントとおっしゃっていたのはあなたですよ?」ニコニコ
妻「ほら、イベントなんだから明るくいきましょう( ^^) 」
妻「どれが一番うれしいプレゼントですか?」ニコニコ
妻「早くこたえて。」



僕「ごめんなさい」
妻「謝ることは何もしてないじゃないですか」ニコニコ
妻「イベントですもんね?」ニコニコ
妻「じゃあ一つずつ説明してください」ニコニコ



妻「それぞれのお菓子が」
妻「だれにもらって」
妻「それがどんな人で」
妻「どんな状況で」
妻「それを渡されてどう思ったか」

妻「しっかりと説明してください( ^^) 」






はい。
裁判がはじまりました。
法廷に僕は立たされることになりました。
弁護人などいません。
いるのは目の前の裁判官のみ。
そしてもう刑は確定しています。
ただ裁判官は淡々と
僕の目を見てニコニコとしているだけ。
こんなに苦しくてむなしい裁判所などあるでしょうか?
弁護も通じない
あるのは刑のみ。













①チョコブラウニー

2/13(金)AM10:00頃

僕は職場に到着
とりあえず喫煙所に行く

そこには僕のたばこ仲間の30代後半のテンションお化けお姉さん
とりあえず永遠しゃべってる
大学生の時に近くに一人はいたであろう
あのずっとしゃべってる
でも女っけなし
でもとりあえずコミュ力マックス
あの人
あれが大人になったやつ

そんなお姉さんに会う



僕「おざーっす」
お姉さん「関ちゃんおはよー!!」
お姉さん「なあ聞いてやー!朝セブンいったんじゃけどなー!チョコが、いいのが置いてないんよ!!」
僕「そうなんですねww」
お姉さん「じゃけえさあ、うち何買うか悩んだんよなー」
僕「うんうん」
お姉さん「でさー結局、チョコブラウニー10本くらい、買い占めてやった!!おもしろくない??ww」
僕「ふふっ」(愛想笑い)
お姉さん「なー!!うけるじゃろー??まじで、チョコっていいのないんよなあーww」
お姉さん「あっ、じゃあ関ちゃんにもチョコブラウニーを贈呈してやろう!!」
お姉さん「私が買い占めたんじゃけえね??うけるじゃろー??」
僕「ふふっ」(愛想笑い)



僕は彼女からチョコブラウニーをもらったことさえも忘れていました。
そのまま何も考えず、カバンの中にチョコブラウニーを入れました。
彼女はなぜチョコブラウニーを僕にくれたのでしょうか?
理由はシンプルです。
ただそこに僕がいたから


それだけですww











②モンブラン

2/13(金)12:30頃

お昼休み。
僕はデスクでカップうどんを食べ終わり、お茶を飲みながら周りのお姉さま方の旦那の悪口を聞きながら1人ニヤニヤと仕事。
聞き耳は立てているww
でも会話にはぜったいに参加しない
これが僕の職場での生き方。

僕がパソコンをカタカタしていると
斜め前の席の50代前半くらいのお姉さんが話しかけてくる

彼女は同僚のお姉さん
旦那との会話は一日一言程度
旦那が飲み物の飲みかけを冷蔵庫に放置する愚痴を1時間は語れる魔女
旦那が掃除をすると言って部屋を掃除しようとするがそもそも掃除機が家のどこに置いてあるかさえ知らなかったという愚痴を1時間は語れる魔女
旦那が夕飯いらないとLINEをしてきてもちろん未読スルーをしていると、家に帰ってきてご飯作ってと言ってきた伝説を1時間は語れる魔女


魔女「関くんモンブラン好き?」
僕「えー好きです!(ほんとはそんな好きじゃない)」
魔女「なんか食べようとして買ったんだけど、食欲なくなってー」
魔女「せっかくじゃけ食べて食べて!」
僕「えーいいんですか?(どうでもいい)」
魔女「ほら、そうよ今日バレンタインじゃんか!!」
魔女「モンブランって、ほらチョコじゃろ!」
僕「え、栗とクリームじゃないです?ww」
魔女「まあチョコみたいなもんだってww」
僕「えーこんなの食べたら幸せになりますわーww」
魔女「ほんとあんたそういうところ、うまいわあ」
魔女「わーはっはっはっ」
僕「ありがとうございます( ^^) 」

それからしれっと
机の上に置いていたモンブランを
魔女にばれないようにカバンにしまい込みました。



僕は彼女からモンブランをもらったことを覚えていました。
あーモンブランあんま好きじゃないんよなあ
でも断れん空気だったしなー
家に帰ったらとりあえず冷蔵庫にぶちこんどけば嫁が食べるだろう。
なぜ彼女は僕にモンブランを渡してきたのでしょうか?
理由はシンプルです。
ただ僕がそこにいたから


それだけですww












③抹茶クリームサンド

2/13(金)18:00頃

定時頃。
だいたいの人が定時になりそろそろと退勤を始める。
僕は時差出勤なので19時が定時。
皆さんが帰っていく中で1人部屋でパソコンをカタカタしている。


2/13(金)18:45頃
もうすっかり会社の中に人は少なくなっている
もうあんまり残ってる人いないなあ
金曜日じゃもんな
俺も早く帰りたいなあ。。
それでも黙々と仕事をする僕

すると
隣の部屋の部署のお姉さんが退勤しようとして僕のほうへ挨拶をしてくる

そのお姉さんは40歳くらいの美魔女カトパン似
もう明らかにぜったいモテモテだった
いや今もおじさんたちはぜったい好きなタイプ
ほんっと若い
たしか今年中学生になる息子がいる
こんなお母さんのもとに生まれたかった
あっ心の声が漏れた


彼女は僕の部屋を覗いて
カトパン「お先でーす」
カトパン「早く帰ってあげんと奥さん悲しむぞー?( ^^) 」

あーかわいいww

おっと心の声がww


僕「いいんですよ、僕が早く帰ったら不機嫌なんですからww」
カトパン「とか言って嬉しんだって奥さんはーww」
僕「〇〇さんは旦那さんが早く帰ってくるの嬉しいんですか?ww」
カトパン「ふっwwノーコメントww」
僕「めっちゃおもしろいww」
カトパン「帰ってきてほしいなって時と、なんで帰ってきたん?って時がある、それが夫婦よー?( ^^) 」
僕「うわーなんか、わかるなあww」
カトパン「だからいつも、早く帰ってきてほしいだろうなって考える、勘違いしてあげる、それが出来る旦那でしょ?♡」
僕「あー今刺さりました♡」
カトパン「はい、今日は帰ったら奥さんにチョコほしいから早く帰ってきたって言うんよ?わかった?♡」
僕「はい♡」

カトパン「あーそうじゃ!このお菓子、あげる♡」
カトパン「夫婦で仲良く食べてね♡」
カトパン「女性にもらったって言わない!職場の人に、二人にどうぞ?って言ってもらったって言うんよ?♡」
カトパン「職場の人と楽しくやってる旦那さん、それが奥さんの安心感になるよ?♡」
カトパン「チョコじゃなくて抹茶サンドだから、ぜったい大丈夫♡」
僕「ありがとうございます♡」




あー今日僕残業しててよかった( ^^) 
あーほんっと楽しい♡
あーほんと癒し♡
2人で食べるんよ?♡だってさww
独り占めするにきまっとるやろ!!
誰が嫁にやるか!!


カトパンにもらったお菓子嬉しいな(*'▽')

帰ったら食べよう♡

















裁判で僕は妻に説明を求められました。

①チョコブラウニー
②モンブラン
③抹茶クリームサンド




それをそれぞれ
・誰にもらって
・それがどんな人で
・どんな状況で渡されて
・どう感じたか







①チョコブラウニー

なんかよくしゃべってる
楽しそうだけどよくわからないテンション高いお姉さんにもらった。

喫煙所行ったら
よくわからんけど楽しそうな話聞かされて渡された

うん、どう感じたかわからんww





②モンブラン

ずっと旦那の悪口で盛り上がってる
ゲラゲラ笑ってるおばさっ間違えたお姉さんに

昼飯食ってたら、なんか食欲ないって言われてもらった

うん。わしモンブランあんまり好きじゃない。
それだけ。






③抹茶クリームサンド

職場の、うーんよくわかんないや
お姉さんにもらった
うーんあの人何歳なんだろうね
うーんよくわかんないや

うーんとりあえず、うんもらった
うん
うん
なんか渡されたよ!
うん
なんかね、うん

(ニヤニヤ)










僕は法廷で上記の説明を行いました。







裁判の判決が出ました



妻「抹茶クリームサンドを捨ててください」
妻「私の目の前で」
妻「早く」







僕「え?なんで?」
妻「抹茶以外のものなら捨てれるんですか?」


僕「いや、ふつうに、もらっただけ。。じゃし。。」



妻「早く捨ててください。」


僕「ほんと、何もない」


妻「ならいいじゃないですか。捨ててください。」
















皆さんは言葉を使う時
そこから出ているのは言葉だけだと思いますか?


たとえ
「あなたが好き」と言ったって
それが通じるときもあれば通じない時もある。

残念ながら
「空気」ってあるんですね( ^^) 



いくらそれを説明しようとしたって
それが伝わることもあれば伝わらない時もある

言葉って
単純な言葉だけでなく

その裏の意味や空気感

人は言葉を聞きながら
同時にその奥にある雰囲気までも読み取ってしまう生き物なのですね


いくら言葉が下手でも
いくら言葉で誤魔化そうとも
漏れてるんです、その空気。











あー
抹茶クリームサンド
食べたかったな😢









以上本日の関くんブログでした



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