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~在籍女性給与明細~
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ブログ内容 スタッフAの 頭の中の絵本シリーズ
【入店女性の口コミ】
黒き終列車の記録
第1章 招かれざる切符
大学生の佐久間涼は、
夏休みを利用して山間の温泉地
に向かうため、
夜に出るローカル
線へ乗る予定だった。
しかし駅に着くと、
改札前には見慣れない
制服の駅員が立っていた。
「終列車の切符をお持ちですか?」
差し出された切符は、
黒い地図のような文様が浮かぶ
古びた硬券。
裏には赤字で「午前零時発
黒涯行」と記されている。
「こんな行き先、
聞いたことないんですが……」
そう言う涼に駅員
は薄く微笑んだ。
「この切符は
“選ばれた方”
にしか現れません」
奇妙な言葉に戸惑いながらも、
涼は静かな旅を求めていた。
好奇心に押され、
彼はその切符を受け取る。
午前零時。
ホームに滑り込んできたのは、
古い蒸気機関車を
思わせる黒塗り
の列車だった。
乗客は少なく、
車内は異様に静まり返っている。
窓の外には濃い霧が漂い、
外灯も届かない闇が広がっていた。
――ここ、本当に日本か?
胸の奥に得体の
しれない寒気が走った。
⸻
第2章
囁く車内放送
列車が動き出すと、
涼はすぐに異変に気づいた。
スピーカーから聞こえる車内放送が、
どう聞いても“人間の声”ではない。
『……次ノ停車ハ
……サイ……
室……デス……』
途切れ、歪み、
何かが這いずるような声。
乗客を見ると、
誰もその異常に反応せず、
暗がりにうつむいたまま眠っている。
いや――
眠っているのではない。
瞼は閉じているが、
呼吸の気配がない者も混じっていた。
不安が強まった頃、
隣の席の老婆が突然、涼の腕を掴んだ。
「降りちゃいけませんよ。
どこであっても」
老婆の目は真白に濁り、
何も映していない。
涼は言葉を失った。
列車は暗闇の中を疾走し、
外にはいつまでも同じ景色
――森の影が続いている。
第3章
最初の
停車駅 “犀室”
やがて列車は
最初の駅「犀室(さいむろ)」
に停まった。
しかし駅ホームは崩れた
鳥居や石灯籠が散乱し、
もはや駅とは呼べない
荒れ果てた場所だった。
霧の向こうには、
人影のようなものが
ゆっくり揺れている。
扉が開くと、
まるで手招きするように
冷気が入り込んできた。
降りる乗客はいないはずだった
――そう思った矢先
涼の背後で「ずるり」と音がした。
座っていた青年の体が、
何の前触れもなく立ち上がり、
ぎこちない足取りでホームへ向かっていった。
「ま、待って!
そこ危ない!」
涼が声をあげた瞬間、
老婆の手が肩を押さえつけた。
「あれはもう、生きてはいませんよ」
青年がホームに降りた瞬間、
霧の中から黒い手が幾本も伸び、
彼を静かに闇へと引きずり込んだ。
列車は扉を閉め、再び闇の中へ。
涼は震える手を握りしめた。
つづく
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