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~在籍女性給与明細~
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ブログ内容 スタッフAの 頭の中の絵本シリーズ『校舎裏の十三段』
第一部
春、鍵のない密室
第一章
転校生は謎を連れてくる
私立青嶺(せいれい)学園は、
丘の上に建つ古い学校だ。
創立百年を超え、
校舎は何度も増改築されてきた。
そのせいで、廊下は不自然に折れ曲がり、
使われなくなった階段や、
地図に載っていない空き教室
がいくつも存在する。
――だから、噂が生まれる。
「校舎裏の階段、知ってる?」
四月の始業式が終わった昼休み、
クラスメイトの早川が小声で言った。
「十三段ある階段。放課後、
誰にも見られずに上りきると
……戻ってこられなくなるらしい」
「戻れないって、どこに?」
「さあな。誰も確かめてない。
確かめたやつがいないから」
彼はそう言って、
意味ありげに笑った。
そのとき、教室の扉が開いた。
「――転校生を紹介する」
担任の声とともに入ってきたのは、
背の高い男子生徒だった。
黒い髪、無表情。目だけが妙に冷静で、
周囲を観察するように動いている。
「篠宮(しのみや) 恒一(こういち)だ」
彼が一礼した瞬間、なぜか私は思った。
この人は、
この学校の“おかしさ”
に気づく側の人間だ、と。
⸻
第二章 消えた生徒会書記
事件が起きたのは、
それから一週間後の放課後だった。
生徒会書記・三浦紗世(みうら さよ)が、
会議室で倒れているのが発見された。
扉は内側から施錠。
窓はすべて閉まっていて、
割れた形跡もない。
会議室は三階、ベランダもない。
いわゆる――密室。
「意識不明だそうです」
保健委員の女子が震える声で言った。
「でも、外傷はないって……」
警察が来るまで、
私たちは廊下で待たされた。
ざわめく生徒たちの中で、
篠宮だけが妙に落ち着いていた。
「君、名前は?」
彼は私に声をかけてきた。
「え……高瀬、真琴」
「高瀬。第一発見者は誰?」
「生徒会長の……榊原先輩です」
「なるほど」
彼は頷き
会議室の扉をじっと見つめた。
「この学校、隠し通路が多いね」
――なぜ、そんなことを知っている?
私が問い返す前に、彼は続けた。
「密室は、必ずしも
“完全に閉ざされた空間”じゃない。
そう見えるだけの場合が多い」
その言葉が、
妙に胸に引っかかった。
つづく
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