汝々艶

～在籍女性給与明細～
毎日13:14UP

ブログ内容
スタッフAの
頭の中の絵本シリーズ

【入店女性の口コミ】

タイトル：
長靴下が恐怖症
のサンタクロース

前編


第1章
 サンタクロースの秘密

北の国のとても
古い工房には、
一つだけ誰にも
言えない秘密を抱えた
サンタクロースがいました。
それは――

「長靴下がこわい」

ということ。

クリスマスの夜、
世界中の子どもたちの家に
ぶら下がる大きな
長靴下を見るだけで、
なぜか背筋がゾワゾワ
してしまうのです。

「中に誰か入ってたらどうしよう…」
「飲み込まれそうな気がする…」

理由は本人にも
よく分かりません。
けれど、
とにかく苦手でした。

トナカイも小人たちも知りません。
サンタは毎年、
こっそり震えながら
仕事をしていたのです。

⸻

第2章
ふえる長靴下、
ふえる不安

ある年、
小人たちが新しいキャンペーン
を提案しました。

「みんなのクリスマスを
もっと楽しくするために、
“超ビッグ長靴下”
企画をやるぞー！」

なんと、
普通の長靴下の三倍サイズ
のものを世界中に
配るというのです。

サンタは青ざめました。

「そ、そんな大きいの…！？ 
わたしの背丈くらい
あるではないか…」

配達の練習として、
小人が試作品の巨大靴下を
持ってくると、
サンタは反射的に、

「ひゃああああ！！」

と叫んでそっぽを
向いてしまいました。

小人たちは不思議がりますが、
サンタは怖くて理由を言えません。

つづく

​当店は完全個室待機
完全分煙となっております！



個室待機の利点として
他の女性と接することなく
周りに気を遣わずに
待機時間を過ごせます
また完全分煙で
階も分かれているので
タバコの匂いが
気になる…って方も安心です！



清潔感のある部屋で
落ち着ける明るさ
全部屋Wi-Fi完備
また1人1人に
個人ロッカーを設置しており
貴重品やお店に常備荷物を
置けたりと便利です

またアメニティも豊富
ヘアーアイロンや
ドライヤーなども
完備されておりますので
自由に使うことが出来ます

いかがでしょうか？
当店は快適な環境を
ご用意しております！

稼ぎだけじゃない！
環境面も◎
ご応募お待ちしておりますm(__)m

是非汝々艶梅田店で
お仕事始めてみませんか？
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只今梅田店限定

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当店は30代～40代の女性が
活躍中の人妻店になります！
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少年探偵アルトと
蒼い迷宮の失踪事件

アルトは立ち止まり、
静かに言った。

「この3人の中に、
——迷宮の主がいる。」

そして迷宮の光が
再び動きはじめた。

世界が呼吸を戻す。

黒影が声を発した。

「さあ……答えを言え、
七番目の来訪者よ。」

光の鳥も振り返る。

「アルト様……？」

空気が張り詰める。

アルトは深く息を吸い——
犯人、そして“主の正体”
を告げようとした。
真相編 —— 犯人は“あなた”

広間の空気が重く沈む。

黒影と光の鳥が、
同時にアルトの言葉を待っていた。

アルトは帽子のつばに触れ、
静かに口を開く。

「——犯人は、“あなた”だ。」

その瞬間、世界が震えた。

黒影が驚愕したように揺らぎ、
光の鳥が羽を大きく広げた。

だがアルトは迷わず続ける。


迷宮の主の能力

「迷宮の主は、
千年前の大魔術師
リュミエルが造った守護者。
その能力は一つ……
『姿を変えること』。」

アルトは歩きながら語る。

「僕はこの迷宮で三度死にかけ、
そのたびに時間が巻き戻った。
でも、巻き戻りが起こるたびに、
必ず一つだけ“変わらない”
ものがあった。」

アルトは天井を見上げた。

「——“読んでいる視点”。」

世界が微かにきしむ。

「ループが起きても話は中断されず、
僕の思考は常に
“誰かに見られている”
ようだった。
その視線が、この迷宮の外側にいて……
記憶を保持し続ける存在。」

黒影が崩れそうな声で言う。

「ま、待て……それは……」

「そう。」
アルトは黒影を見る。

「迷宮の真正の主は、
物語を“読むあなた”だ。」

つづく

☆彡お店の事☆彡

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百聞は一見に如かず
見てみてください(^^)

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少年探偵アルトと
蒼い迷宮の失踪事件

第3章 終焉と逆流 —— 時間のループ

——静寂。

音も光も、
世界の輪郭すら存在しない暗黒の中で、
アルトは“落ちて”いた。

あの迷宮の崩壊。
黒影の叫び。
光の鳥の消滅。

すべてが終わったはずだった。

だが——

「……え？」

暗闇が、突然“逆流”
するように巻き戻り始めた。
砕け散った魔法陣が集まり、
崩れた壁が元に戻り、
視界へ色が戻る。

そして気がつくと——

アルトは、

崩壊前の迷宮の同じ広間に立っていた。

部屋の中央には空の玉座。
床にはひび割れた魔法陣。
そして、部屋の片隅には——

あの黒い砂。

まるで、
時間が巻き戻されたかのように。

光の鳥が驚いた声をあげた。

「アルト様!? ……今、何が……？」

アルトは鳥を凝視した。

（……おかしい……
さっき“消えた”
はずなのに……。）

まるで死の瞬間だけが記憶
に残っているような感覚。
だが、それを口にする前に、
あることに気づいた。

黒影が現れる位置。
魔法陣のひびの形。
封書の隠し場所。

すべてが“前と同じ”ではなかった。

ほんのわずかに、“ズレて”いる。

アルトは素早く封書を取り出した。
前と同じワックス、前と同じ紋章——
しかし、文面が違った。

“七番目の来訪者は二度現れる。
その時、“主の真名”を思い出せ。”

前回は「捜すな」だった。
今回は「思い出せ」。

アルトは眉をひそめる。

「……主の真名？
僕は知らないはずなのに……」

その瞬間、背後で気配が揺れた。

黒影だ。

だが——
声が違う。

「……二度目か。少年。」

アルトの背筋が震えた。

「……やっぱりループしてるんだね。
僕だけが、
終焉の記憶を持っている」

黒影は形を変えつつ、
低くうめくように言う。

「“七番目”の法則……
迷宮が崩壊するたび、
来訪者だけが
“記憶を持ったまま”
時間を遡る……」

光の鳥が息を呑む。

「そんな……
迷宮が自ら時間を戻しているのですか!?」

黒影はかすかに笑った。

「否。
戻しているのは——“主”だ。」

アルトの心臓が跳ねた。

主は行方不明のはずだった。
しかし、“終焉後の世界”
でアルトが聞いた黒影の言葉がよみがえる。

（主は追われているんじゃない。
迷宮そのものが追われている……）

そして封書には、

“主の真名を思い出せ”

そんなはずはない。
アルトは主に会ったことがない。

——だが、脳の奥底で何かがひっかかる。

（……思い出せ？
どうして“思い出す”なんて？
僕は主を知らないはずなのに……）

黒影が一歩近づく。

「時間はもう長くは持たぬ。
迷宮はすでに三度、崩壊した。
この世界は、次で——」

言葉が途切れた。

アルトは、ついに気づいた。

黒影の足元から伸びる影の方向。
封書のメッセージ。
主の真名。

そして——
“1章で見つけた爪痕の向き”。

すべての矛盾が、ひとつの線でつながった。

アルトは息を呑んで呟いた。

「……主は、まだ逃げてなんかいない。
むしろ——“ここにいる”。」

黒影が微かに震える。

光の鳥が驚きで羽を震わせる。

アルトは確信を得た声で言った。

「主は消えたんじゃない。
姿を変えて、僕たちの前に現れている。
そして僕は、もう一度会っている。」

そこまで言った瞬間——

世界が、またふっと揺らいだ。

時間が巻き戻る前兆か。
あるいは、主の反応か。

アルトは目を閉じた。

（やっと……糸口が見えた……）

そして、迷宮の光が大きく脈打った。

つづく

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