風俗の仕事は、世間が思っているほど単純じゃない
よく「風俗って、どういう仕事なんですか?」と聞かれます。
飲食・美容・アパレル…多くの接客業は理解されやすいのに、
“風俗”とつくだけで途端に偏見が混じる。
働く側も、お客様も、本当の姿を語りづらい空気がある。
でも私は、長くこの仕事を見てきて、ずっと疑問でした。
「世間のイメージは、本当にこの仕事の本質を見ているのか?」と。
この仕事に来る人は、“弱さ”を隠しているわけじゃない
ここにはいろんな事情を抱えた人が来ます。
疲れている人。
話を聞いてほしいだけの人。
優しさに触れたい人。
単純な欲だけでは来られません。
むしろ、「人に頼る強さ」を持った人が多いのです。
風俗は、誰かの心を整える場所でもある
誤解されがちですが、ここで起きているのは「遊び」だけではありません。
女性と話すことで気持ちが軽くなったり、
そっと優しくされるだけで救われたり…
表には出ないけれど、そんな瞬間がたくさんあります。
“心が落ち着く場所”としての価値は、想像よりずっと大きいのです。
堂々と言われないだけで、大切な仕事のひとつ
誰かの生活に少しの温度を残せる仕事。
会ったあとに、気持ちが前向きになる仕事。
それが、私たちの提供しているサービスです。
世間が何と言おうと、役割のある仕事だと胸を張って言えます。
── てんちょーより
表では語れませんが、ここで救われてる人はほんまに多いんです。



