
こんにちは。
着衣プレイ専門学校 日本橋校のスタッフ・西(セイ)です。
最近、転売ヤーに関する話題をよく見かけるようになりました。
限定スニーカーやライブチケットはもちろん、最近では日用品や子ども向けグッズまで…。
本当に必要としている人の手に届かず、価格だけがどんどん高騰していく。
その現状を見て、「これは本当に健全な流通なのかな?」と考えることがあります。
転売ヤーの特徴は、一瞬の「レア感」を演出して短期的な利益を得ようとすること。
それによって、商品は本来の“役割”ではなく、“転売の対象”になってしまうんです。
でも、誰かのために作られたものが、本当に必要な人の元に届かない。
それって、すごく残念なことですよね。
“価値”というのは、本来「誰かのためになること」「喜ばれること」で生まれるもの。
ところが転売ヤーは、そうした価値を“育てる”ことはせず、むしろ「価値を乱す」「市場を歪める存在」になってしまうこともあります。
欲しい人に行き渡らない。価格が膨らむ。みんなが少しずつ疲弊していく。
そうやって、社会のバランスも少しずつ崩れていってしまうんだと思います。
私たちのお店でも、「価値の置き方」はとても大事にしています。
無理に競わせたり、過剰に煽ったりせず、お客様が安心して「自分の気持ちや願望を試せる」――そんな場所でありたい。
それが本当の意味での“価値”だと信じています。
市場を歪めるようなことではなく、人それぞれの願望に正直になれる。
そんな“居心地の良い空間”を、これからも大切にしていきたいと思います。