
「行き止まりに来ちまったな」
私はこの世界に身を投じた時、そんな事を考えた。
まぁ当時は、いちアルバイトドライバーだったのだが
ダメな道を選んだと思っていた。
自身の人生が一本道だったとしよう。
この一本道を真っ直ぐ通れる人なんてほんのひとつまみ。
殆どの人間が横道に逸れたり、
枝分かれの分岐で間違った道を選んだりする。
この業界に身を置いて、
華やかな未来など待っちゃいない。
いや、あるわけがない。
華やかな未来があると思っているのなんて
余程のバカか、脳内お花畑な人種であろう。
この道が行きき止まりになっている事に早く気がつき、
本線になるべく早く戻ることが重要であると私は思っている。
だから私はことあるごとに、当店のお嬢さんには
「とっとと辞めちまえ」と言っている。
本線に戻って欲しいからだ。
本線に戻ってこそ、華やかな未来が見えてくる。
これはキャスト様のことだけでない。
私を含めた、この世界に関わるもの全てだ。
自分だけ良ければいい。
こういった考えの方が特に多い世界だと私は思う。
自分の利益しか考えない。
まぁそれもいいでしょう。本線になるべく早く戻るためならば。
自分の為・・・
私がそういう考えならば、とっくに辞めている。
キャスト様を無事に卒業させる為、
スタッフを食べさせるために働いているのかもしれない。
若しくは、この行き止まりの道をなんとかこじ開け、
道を開こうととでも考えているのか・・・。
パブロンを飲むとやはり
病んじまうな泣