
まさか高校野球で号泣するとは思ってもいなかった。
連日、甲子園で激闘が続いているが
「県岐阜商VS横浜」これは令和の名勝負の一つになるだろう。
10回表で、横浜が3点とった時、「もうダメだな」と思った自分をぶっ飛ばしてやりたい泣
聖隷クリストファーが負けてしまい、次なる私の推しは「県岐阜商」
このチームには生まれつき左手の小指から人差し指が欠損している「横山君」という選手がいる。
この子がなんせ凄すぎる。
ハンデを負いつつも、県大会ではチーム首位打者。
甲子園に来ても毎試合、安打を記録している。
五体満足で生まれてきても、このグランドに立てるのは努力した者のみ。
100人近い部員がいても、グラウンドに立てるのは9人だけ。
そんな彼が、毎試合スタメンでグラウンドに立っている。
彼の努力は人並み以上、いや5倍は頑張ってきたのだろう。
「こんな体で産んでごめんね」お母さんの一言がきっかけとなり
彼は血の滲む努力を続けた。
この試合でも、ヒットは打つしファインプレーまでした。
彼のプレーをみるだけで本当に勇気が出る。
いや「俺、何やってんだ」と本気で思う。
それくらい尊敬してしまう選手だ。
今になって、TVやマスコミも騒ぎ出したので
彼の凄さはTVでみればすぐにわかるだろう。
「プレー」で人の心をも動かす人物って私にとって彼が初めて。
プロでもいなかった。
是非とも、21日の準決勝は勝って決勝のグランドに立ってもらいたい。