経営と運営は違う。
会社や店舗は永久存続が基本的に前提となる。
10年後、20年後と最善の努力を行いながら、
法や社会的ルールを守り
適正な利益を捻出し、正しい納税を行う。
これが安全な経営である。
逆に運営とは経営サイドが策定した戦略を実行するために
日々業務を行う事。
日常業務の効率化と品質向上が目的となる。
いわゆる「経営サイドと現場サイド」って事なんです。
ここからちょっと難しい話になるよ。
ちょっとスタッフをかじると「なんだ簡単じゃん、俺(私)にもできる」
と思いがちです。これは夜職に限らず普通の会社でも言い出す人はいます。
が、それはあくまでも現場だけでの経験であり経営の経験ではありません。
安易な考えだとすぐにその会社や店は潰れます。
現場サイドにとって「女の子が働きやすく!」
「環境をもっとよくしたい!」
「お給料をもっと!」
「スタッフにももっと!」
考えたり、思うことがあるでしょう。
しかし、経営サイドはすぐに頷けません。
これが経営サイドと運営サイドの温度差って奴です。
ただし、適正以上の利益を出したり、
一人だけが恩恵を受けるってのもまた違う。
これも遅かれ早かれです。
現場の意見を全て取り入れてあげたい。
もっと良くしたい。してあげたい。
これは普通の責任者なら誰でも思う事です。
これが当たり前だと思います。
てめぇの欲求と利益しか考えない責任者もいるでしょう。
安全なお店ってのは
働く女の子に対してってのも当然ですが
経営も安全に行っていないと
いつか音を立てて崩れる日が必ず来ます。
安全を人がつないで行き、幸せを人でつないで行く。
そんなお店にしたいと思っている。
だから私は帽子をいつも後ろに被っているのです泣



