送迎中。
静岡のおまちを走りながら
思わず声を出して唄ってしまった。
「僕の心はひび割れたビー玉さ~♪」
いいか。
これはな、
陽気なドライブソングじゃない。
ガラスの少年時代をとっくに過ぎた男にとっては
心の耐久値がレッドゾーンに入った時のテーマソング。
それをだ。
後部座席のお嬢さん、
ふわっと一言。
「今日は機嫌いいね♪」
いや、逆。
真逆でしょうよ。
どこをどう切り取ったら
この選曲でご機嫌判定になるのか教えてくれ泣
ビー玉だ。
しかもひび割れたビー玉だ。
完全体ですらない。
すでに壊れかけてるって事だ泣
そんな状態の男が
夜の街を運転しながら唄ってる。
お前さんがすべきことは
シートベルトをガチガチに締めて
上部にある手すりをしっかりと掴むべき。
これはもう
楽しいじゃなくて滲み出てる
なんだよ泣
情緒が。
ヒビから。
じわじわと泣
それを「機嫌いいね♪」で処理されるこの世界。
あまりにも優しすぎて逆に残酷。
いいか、男の定義を教えてやる。
私の機嫌が良い時というのはな、
お嬢さんが
「あ~真夏のジャンボリー♪」
と唄ってくれたら
「レゲェ<砂浜<ビッグウェーブ♪」
と、即反応をする。
「おどーる、きみーをみてー♪」
と唄えば
「こーいがはじまぁて~♪」とハモる。
これが機嫌がいい時だ。
つまり何が言いたいか。
男の機嫌は
表情じゃない。
選曲で見ろ泣
お前さんの接客に役立つと
これ幸いです泣



