ヒュルリラ~ヒュルリラ~♪
と、口ずさめば
誰しも一度は耳にしたことがあるであろう名曲、
ケツメイシの「さくら」である。
春だ。完全に春。
桜が舞い、出会いと別れを小さじ一杯づつに
センチメンタルを少々ぶち込むあの感じ。
だが、ここで一つ遊んでみる。
ヒュルリラ~から「ラ」を引き、
後ろのヒュルリラ~に「ラ」を足す。
するとどうだ。
ヒュルリ~ヒュルリ~ララ~
一気に景色が変わる。
こちらは
森昌子の「越冬つばめ」
春の陽気はどこへやら、
気付けば極寒の日本海側、演歌の世界へワープである。
たった一文字だ。
「ラ」を引くだの足すだの、
そんな小学生レベルの計算で
季節が春から冬へと移行してしまう。
擬音というのは、実に恐ろしい。
意味なんてほぼ無いはずなのに、
人間の脳内では勝手に情景が補完され、
桜が咲いたり、吹雪が舞ったりする。
これ、仕事も全く同じ。
写メ日記。
書くか、書かないか。
それだけ。
「今日はいいや~」
「ネタない~」
「めんどくさい~泣」
はい、お前さんは「ラ」引いた!
鳴らない。暇。寒い。
越冬つばめ確定。
エッツバ確定☆彡
逆に
一行でもいい。
1本でもいい。
とにかく書く。
はい、お嬢さん「ラ」を足しました♪
ヒュルリラ~ヒュルリラ~♪
問い合わせポン!
予約ポン!
春だ泣
たったそれだけの差。
センスでも才能でもない。
行動一つ。
なのにだ。
「今日ヒマですかね~」
「鳴りますかね~」
「写メ日記めんどくさいんですよね~」
だからそれをやれっといってる泣
何度も言っている。
感度も書いている。
分かってくれねぇなと、
送迎しながら思っていたら
気が付くと私は口ずさんでいた。
聞き分けのない、女です~泣



