こんにちは、スタッフあおしまです。昨日のブログで冬は寒いけれど空気が澄んで星空が綺麗に見えるという話を書きました。その繋がりで今日は冬の代表的な星座 オリオン座について少し書いてみます。
オリオン座は冬の夜空でひときわ目立つ星座で、南の空を見上げると簡単に見つけることが出来ます。そんなことは皆さんとうにご承知ですね💦
オリオンはギリシャ神話に登場する、父に海の神ポセイドンを持つ巨人の狩人でした。力自慢で美青年だったそうです。しかしかなりの荒くれ者で、「地上のあらゆる獣を狩ってやる。この世で俺に敵う奴はいない」などと豪語していました。そのあまりに傲慢な態度や言動を、かねてから不満に思っていた女神ヘラが、オリオンに刺客としてさそりを放ちました。さそりに刺されたオリオンは、その毒で死んでしまいました。さそりはその手柄から夜空に上げられて、さそり座になりました。一方オリオンの恋人であった月の女神アルテミスはオリオンの死を嘆き悲しみ、オリンポスの神々の頂点に立つ全能の神ゼウスにお願いしてオリオンを天に上げて星座にしてもらいました。こうして月に一度、アルテミスは満月の姿でオリオン座を横切るようになりました。オリオンは死んでからもさそりを恐れ、さそり座が出ている間は絶対にオリオン座は現れないのです。さそり座は夏の代表的な星座、オリオン座は冬の代表的な星座ですね。夏が終わってさそり座が見えなくなる頃、ようやくオリオン座が姿を現します。
オリオンをめぐる神話には諸説いろいろあって、アルテミスがオリオンを良く思っていない兄である太陽神アポロンに騙されて、知らずに自分の弓で射た矢でオリオンをあやめてしまったという悲恋の話も伝わっているようです。
大昔 世界中どこでも夜は人工の明かりなどなく、地上は本当に真っ暗闇だったでしょう。その代わり空には億千万の満天の星が輝いていたはずです。神話の神やその他諸々の事物を星空に投影して星座を創造するなんて、いにしえ人の壮大なロマンを感じずにはいられませんね。たまにはそんな目で寒空に輝く星々を眺めてみるのも一興ではないでしょうか。
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