こんにちは、スタッフあおしまです。10日ほど前に珈琲から振った喫茶店の話題でブログ書きました。昭和の喫茶店が懐かしい・恋しいと。
学生時代、昭和50年代ですよ、私は一時京都に住んでいました。これも書きましたね。そう言えば・・・当時よく行っていた喫茶店のこと、もうずっと忘れたままになっていたのを、あのブログがきっかけで思い出したんです!
今日はその喫茶店について書いてみようと思います。店の名前は『喫茶ソワレ』四条通りを祇園の方から歩いてくると、鴨川にかかる四条大橋を渡り、すぐ先の高瀬川にかかる四条小橋を渡ったところの西木屋町通りを川沿いに北に上がってすぐのところにその店はありました。そのお店を知ったのは、当時お付き合いしていたカノジョに連れて行かれてでした。ソワレの店内には東郷青児の絵が多数飾られていて、彼女は東郷青児の絵が好きだったという経緯からです。私は当時それほど絵画には興味があった訳ではなかったのですが、名前だけは知っていました。でも私には、独特のお約束通りにデフォルメされた甘い「夢見る少女」的な彼の画風はあまり好きになれませんでした。似たような画風でもマリー・ローランサンとかモディリアーニの絵は素敵だと思うのですが・・・。
閑話休題。とことん昭和のノスタルジックな喫茶店でした。その当時既にかなり古いお店の感じでしたが(1948年:昭和23に開店だそうです)、それから更に半世紀近くの年月が経過しているので、さすがにもう今はきっとなくなっただろうと思っていたんです。とはいえ、気になってGoogleMapで調べてみました(今は本当に便利な世の中になりましたねぇ)。
ところが・・・あったんです! まだ同じ場所に昔のままの姿で残っていました! 正直びっくりしました。店の内外装といい、店内の調度品の類、東郷青児の絵・・ 半世紀近くも前なので記憶が定かではないものの、時代は平成→令和と移ろっても、とことん昭和!昔のままの佇まいで今もお店を続けていらっしゃいます。先日のブログにも書きましたが、私の、強烈な昭和へのノスタルジーを具現しているお店が残っていることに感激しています。
喫茶店ソワレは、単なる「レトロなお店」ではありません。ここには、急がなくていい時間、誰かと静かに向き合える空気、そしてそこで飲んだ珈琲の味は「何者でもなかった頃の自分」を思い出させてくれる力があります。現代のスタバやタリーズ、ドトール、プロント・・確かに美味しいcoffeeが飲めますが、偏屈なジジイになってしまったのでしょうか、わたし、メンタル面でそういう気持ちにはなれないのです。便利になった今だからこそこうした場所が残っていることが、とてもありがたく感じられます。人は変わり、街は変わっても、記憶をそっと置いておける場所がある。京都の夜に、青く静かに光るその喫茶店は、これからも誰かの「忘れられない一軒」であり続けるのだと思います。
今はチャンスな時期到来!近いうちに40年前の自分を見つけに喫茶ソワレを訪ねてみたいと思います。
蛇足ながら、四条小橋を渡ったところの西木屋町通りを川沿いにソワレとは反対の南に下がって50mほどの所に『フランソア喫茶室』という、こちらも1934年:昭和9年に開店した超レトロな喫茶店があります。私は行ったことがありませんが、イタリアン・バロック風建築のモダンな建物で、もちろん昭和の香りがプンプン。画家レオナール・フジタ(藤田嗣治)や太宰治ら文化人がよく通って芸術を議論したお店だそうです。京都ならではかもしれませんが、この他にも昭和レトロを色濃く残しているお店が多数ありますので、ご興味のある方は一度訪ねてみられてはいかがでしょう。
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