
デリヘルという世界では、たくさんの「出会い」と「別れ」があります。
毎日が同じようでいて、実は一つとして同じ日はありません。
今回は、私・松下(店長代理)が現場で実際に経験した、
ちょっぴり“泣ける”エピソードをご紹介します。
🍼 出会い:初々しい「彼女」の第一歩
ある日、面接に来てくれたのは、
パーカーにすっぴん、少し緊張した様子の20歳の女の子。
「夜のお仕事は初めてで…自信がなくて…」
そう言っていた彼女が、最初の体験入店で見せた笑顔。
最初はぎこちなかったけれど、お客様からの「ありがとう」の一言に、
ぽろっと涙をこぼしたのを覚えています。
📌その時の言葉が忘れられません。
「私でも、人を笑顔にできるんだって思った」
あれから1年。
今では予約が取れない“超人気嬢”に成長してくれています。
あの時、彼女の背中をそっと押せた自分を、少しだけ誇らしく思います。
🌧 別れ:突然の引退…その理由は
逆に、ある日突然「辞めたいです」と連絡してきた女の子。
お客様からのクレームでもなく、出勤トラブルでもありません。
実は彼女、ご家族の介護をするために、地元に帰るという決断をしていました。
「最後にお礼日記を書きたいです」
彼女が書いた文章には、今まで出会ったお客様とお店への感謝が綴られていました。
「ここでの経験が、これからの自信になります」と。
📌最後の日、彼女の目には涙が浮かんでいました。
そして私も…涙をこらえるのに必死でした。
🫂 出会いと別れは“その子の人生の一部”
この仕事は、“辞めたら終わり”ではありません。
誰かの人生の一部を一緒に歩めるという、貴重な経験でもあります。
・恋愛をきっかけに卒業した子
・夢のために資格の勉強に専念する子
・「人生を変えたい」と飛び込んできた子
それぞれの「物語」に関われたことは、
私にとっても、宝物のような時間です。
✨ 最後に…
デリヘルは華やかに見えて、
実はたくさんの涙や想いが詰まった仕事。
誰かの「第一歩」や「卒業」に寄り添えるのは、
現場に立ち続けている私たちスタッフの“誇り”でもあります。
これからも、たくさんの出会いに感謝しながら、
一人ひとりの「想い」に全力で向き合っていきたいと思います。